椎蕈

仮面ライダーアマゾンズ シーズン2の椎蕈のネタバレレビュー・内容・結末

1.3

このレビューはネタバレを含みます

前作より圧倒的にグロくして、本筋の話は全然進まなくて、千翼とイユの進展がない恋愛を見せられて、登場人物をとにかく不幸にしてるだけ。
同じような回想シーンも多過ぎだし、福田の母親がアマゾン化する展開は確実に必要なかった。
なんの伏線もなくて唐突にも程があるし、千翼だけじゃなくて全体的にキャラクターを不幸にさせたいだけにしか見えなかった。

千翼とその取り巻きが他人のことを考えずに自分らの事しか考えてなくて同情する気持ちが一切湧かなかった。
同情させたいなら徹底的に駆除班周りを悪にするべきだったと思う。
上層部以外はメンバーも総替えしてたわけだし。
新しい駆除班も普通に良い人たちだったし市民の安全を優先してたから、余計に千翼たちが自己中に見えて感情移入することができなかった。
だって千翼中心にしか物事を見てなくて、いくら犠牲が出ても「千翼ぉ!」でめちゃくちゃイライラしたもん。
悲劇のヒーローじゃなくて、ただのクソガキにしか見えなかった。
新駆除班のリーダーも「クソガキが……」って言ってたし、そっちに感情移入してしまった。

1番見たかったアルファ・オメガ・ネオ3人の戦いは全カット。
諸悪の根源も放置。
だから個人的には仮面ライダー(映画抜き)のワースト作品。
新キャラや新設定が出てくる1、2話と過去編の8話はまあまあ面白かった。
椎蕈

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