福山くんと大泉くんの軽妙なやり取りが毎回楽しくて楽しくて、でも笑かしてくれるだけでなく、各回が答えに辿り着きそうになる時に「そういうことだったのかー」と驚かされたり感心したり。ましてや、エンドロールが流れ、主演の二人のやり取りが音声だけになり………
なんてサービス精神が高いんだ(笑)
ところが、うっかりしてるとあらゆるところに張り巡らされた伏線に気づかず、物語はどんどん思いもしないエンディングを、しかもとても受け止めきれそうにない重くて心にゆっくりと沈んでいく「それ」を拾えなくなってしまうんです。
何度も何度も泣かされました。
年甲斐もなく、何度も。
わかっているのに、何度も何度も観ています。
偉そうな言い方になってしまうかもしれませんが、親の、子を思い遣る深い愛情はなによりもあたたかくやさしい。
僕にも子供がいたのなら、自分を犠牲にしてまで守り抜くことができるんだろうかと、答えの出ない質問を繰り返してしまうんです。
