梅ちゃん

虎に翼の梅ちゃんのレビュー・感想・評価

虎に翼(2024年製作のドラマ)
5.0
タイトルの『虎に翼』🐯🪽
強い者に更に強さが加わるという意味。
『鬼に金棒』
『醤油ラーメンにおろしニンニク』
『餃子にビール』
と同義である。
(人によるのである😩)

昭和初期を舞台に、日本初の女性弁護士、判事、裁判所長を務めた三淵嘉子さんをモデルにした物語。
連続テレビ小説110作目。
2024年15分×130話🇯🇵

まあ、主演の伊藤沙莉さんのファンですからね。そりゃ観ますわね。ニコニコと可愛い顔でカッコいい声🤭

帰宅後に家族で夕食を囲みながら録画したこの作品を観ることが、ここ半年のお楽しみであり癒しでした🥹

米津玄師さんの主題歌〈さよーならまたいつか!〉も素敵。
前作〈ブギウギ〉のOPはちょっとマリオネットがキモ怖くて、なかなか良く観れませんでしたが、今回OPのアニメとダンスは毎回見入ってしまう程に美麗で、優れた映像作品ともいえるクオリティ😍💃✨

多数参加されたキャスト陣も皆さん魅力的😍
一人ひとり語りだしたらキリがありませんが、それぞれの登場人物たちの抱える問題や顛末に関する語り口は、皆が本当にそこに生きている様に感じさせる真摯なものであり、とても好感が持てました😊

扱うテーマもかなり攻めたもので、現代社会に通じる問題を数多く投影。『それでいいの?』と当事者意識を刺激され、自分の在り方を考えさせられた事も一度や二度ではありませんでした😌

鑑賞前後で生活や価値観に変化をもたらす作品というのが所謂名作の条件と考えていますが、本作はまさにそれと言えるでしょう😆

これは〈あまちゃん〉以来初、繰り返して観ることになるお気に入りの朝ドラになりました🤭


以下余談🙄💬


劇中名シーンは多数あり、皆さんも挙げられてますが、僕が挙げるとするならば以下👇

本作の裏主人公ともいえるポジションの山田よね&俺たちの轟による、終盤の尊属殺人の最高裁シーン。

山田『それが人類普遍の道徳原理ならば、この社会と我々も畜生道に落ちたと言わざるを得ない。いや畜生以下、クソだ!』

桂場『弁護人は言論に気をつける様に。』

轟『不適切な発言でした。お詫び申し上げます。…行け、山田!』

ここからの流れに全僕が爆涙😭😭😭