クリストフォルー

VIVANTのクリストフォルーのレビュー・感想・評価

VIVANT(2023年製作のドラマ)
4.1
福澤克雄は好きではなかったので、リアタイと録画を行き来しながら観ていたが、キャスティング含め、規格外なドラマだとは思った。考察に興味はなかったけど、5話の冒頭から、これは乃木憂助の冒険の物語だ!なんて宣言するケレンに、思わずノッテシマッタ。そして、役所広司とニノの登場。キャストの無駄使い感の無さも好感がわいた。
上手いと感じたのは、主演の堺雅人の持ち味である二面性を、ちゃんとヴィジュアルとして見せたことだ。そして、主人公の二面性は、そのまま父親であるベキの二面性の担保にもなる。この、物語のベースでもある二面性が、必然的に考察マニアの火元ともなるわけだ。
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