ソウル

デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃のソウルのレビュー・感想・評価

3.7
かなり似た構成で活動する現役の20代バンドマンです。結果的には面白いとこも沢山あって、映像演出も言うこと無しな作品なんだけど、その分思う所が山ほどに…
キリないので一つ挙げると、ライブ中に1本のマイクで歌う演出が段々くどさに変わり、あれで歌えるわけない上にリアリティな物語りに対して釣り合ってないのでノイズのように感じていた。

・フロントマン2人
異次元のクズ。
・ギター
兄と同じ血が流れてるとは思えぬ良い奴
・ベース
バンドマンあるあるのセンスなくて冷遇ポジ(それにしても可哀想過ぎる)
・キーボード
頭ん中音楽だけの生粋のバンドマン
・ドラム
超良い奴&唯一話が通じる

ヒッピー文化の入り交じった時代の音楽業界なら、何でもありかよ!って感じ。まあフィクションだからそうか…
前半終わった時点でこの作品にはカミラしかまともな人がいないことに気づき、結果最後の最後までカミラが神様だったという話で終わった。

最終話は良い話だけど、地道に神格化されたカミラをお涙頂戴の材料にされるのが意外にも腑に落ちきれず。
デイジーとビリーはカミラの死ではなくて、違った形で再開して欲しかったと、ないものねだりしたくなった。
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