あまのうずめ

私はペルニのあまのうずめのレビュー・感想・評価

私はペルニ(2021年製作のドラマ)
3.5
ペルニは脳酵素と診断された父オーレの診察に同行し、誤診だったと聞いて安堵する。オーレは突然自分はゲイなんだとカミングアウトし、名前をジョナサンにすると言い出す。ペルニは45才で児童福祉局のソーシャルワーカー。娘ハンナとシグリがいて、亡き妹の息子レオと父の家で暮らしている。子育てにあくせくしながらも、友人に囲まれ仕事をこなしている。


▶︎viaplay製作のノルウェーのホームドラマ。主演のヘンリエッテ・ステーンストルプが脚本も担当しているだけあって、40代女性を生き生きと描いている。

日本の3世代同居では信じられない位の開けっぴろげな北欧らしさがあり、羨ましささえ抱く。子憎たらしい子供たちや元気過ぎる70代の親もキラキラしていて一家が好きになる。

亡き妹アンネの留守番にペルニが悩みや愚痴をこぼし、都度ガレージが使われるシーンが毎話盛り込まれるのも効果的。

30分1話の全6話の構成も丁度良く、viaplay製作にしては珍しく良作で、ペルニのファンになった。