主人公は最終的には結ばれるであったり結婚に向かうドラマなど、これまでのドラマで無意識に植え付けられた価値観を解体し、今の時代の価値観に合ったキャラクター像に好感を持った。
そりゃ恋愛観なんて年齢によっても変わるし、過去の経験にもよるし、経済状況でも変わるし、その時のメンタルにもよるし、築いてきた人間関係にもよるしでほんと様々だし、人によって違って当たり前だということを描いてくれたのは救いにもなる。
一方的な押し付けになりかねない「僕と付き合ってください」よりも、「僕と向き合ってください」の方が双方向な感じがしてしっくりきた。
第一話の時点で好きなタイプの役の波瑠だなと感じて見続けて良かった。あと、岡山天音は前クールの『日曜の夜ぐらいは…』とビジュアルも役柄も全く違う人物を演じてて、やっぱ巧いなあと再認識した。