「VIVANT」の後だもの、どんな作品だって辛いよね。とはいえ鈴木亮平✖️高校野球、野球経験者を集めたキャスト、脇を固めるベテラン勢、期待は大きかったよ。でもさ・・・
以下ネタバレ感想
真面目な南雲先生と免許偽造する行為がどーーーーーしても結び付かず。このお話は実話ベースだそうだが、実話にない雑音をなぜ入れてしまったのか。中盤過ぎても野球より免許問題ばかりで、正直なところ全く乗れなかった。
終盤になって下剋上始まってからは野球がガッツリ見られて、ようやく見たいものが見られると感じたし、むしろここまで勝ち上がれるようになった背景をしっかり描いてくれれば、免許問題なんぞやってる暇もなかろうに、と改めて思った。しかも決勝で「何してでも勝つ」って微妙。自分の学生時代の伏線回収でも、言わせちゃいけないでしょ彼には。
それでも文句言いながらも見続けたのは役者陣の力。上記設定でも流石の鈴木亮平だし、井川の肝の座ったオカンっぶりも良き。そして「テセウスの船」以来久々の少年、大きくなったな〜、そう、青空が最高。そして初優勝組の、野球だけではない成長も清々しかった。
「VIVANT」から2作連続で小日向が出たわけだが、両極のキャラを演じきって流石の一言! もう過保護のおじいの鬱陶しさったら(笑)