恋の特効薬~Mission of Destiny~(2020年製作のドラマ)
公子我娶定你了/Honey, Don't Run Away
あらすじ
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2024年5月更新:最新の配信状況は各サイトでご確認ください
都一の富豪の令嬢、葉小棠(よう・しょうとう)にはあと1年の寿命しか残されていない。街で夫を募集するちらしを配っていた葉小棠は、治安を乱したとして役人に追われる。逃げる途中でぶつかった慕謹言(ぼ・きんげん)に一目ぼれした葉小棠は、未来の夫を屋敷に連れ帰ろうとするが、府尹により李(り)尚書の息子、李硯(り・せき)を殺した罪を着せられる。
慕謹言に気に入られたい葉小棠は、巫術を使って凌子然(りょう・しぜん)の夢の中に入り、犯人である証拠を見つけようとする。だが、凌子然は犯人ではなかった。葉小棠は目覚めた凌子然と、どちらが先に犯人を見つけるか賭けをする。そして3人は検死の最中、亡骸の体が別人のものだという手がかりを得る。
3人は、慕謹言にあてがわれた屋敷で、被害者2人の死に方が描かれた絵を発見した。新たな手がかりが得られる前に、また絵に描かれている方法で殺された亡骸が見つかる。目撃証言に基づいて容疑者を割り出したが、その者は別の場所にいたとの証言があり、事件は再度行き詰まる。
事件は解決したと思っていた3人だったが、杉越(さんえつ)は真犯人に利用された単なる実行犯であり、真犯人は賢(けん)王家の中で唯一生き残った娘の凌梅児(りょう・ばいじ)だと判明する。彼女は父の敵を討つため、李尚書を殺そうとしたが何者かに放たれた矢で射殺されてしまった。賢王一家殺害事件には謎が残される。
殊葵寨の寨主が突然、発火して亡くなる。慕謹言は葉小棠を伴い、手がかりを求めて殊葵寨に行く。翌日、慕謹言たち3人は、捜査のため信徒たちのあとをつける。信徒たちが鬼娘子の墓に到着すると、墓は暴かれていた。犯人である馮二(ひょうじ)を信徒たちが殺そうとした時、前寨主の息子が突然、発火して死ぬ。
調査が進展しない中、3人は前寨主の妻の亡骸だけでなく、失踪した冷星児(れい・せいじ)の亡骸も発見した。馮(ひょう)殿の手助けで、殊葵寨で起こった数々の怪奇現象は火蝉子に原因があることが判明する。解決の糸口は火蝉子が依存している親虫にあった。
3人から介抱を受ける殊葵寨の者たちは、葉小棠の誕生日を知ると、新たな鬼娘子にするため棺桶に閉じ込める。だが、慕謹言と凌子然が葉小棠を助けようとした時、全員発火して焼死する。調査を進めると、全ては静池(せい・ち)が冷星児の敵討ちのためにしたことだった。
葉小棠は店主がいなくなり、衰退した雲杉苑を引き継ぐ。客寄せのために女形の子硯(しけん)を店に呼ぶと、すぐにファンたちであふれかえった。その夜、葉小棠たちは店を出ていく周(しゅう)番頭を尾行していると、慕謹言に遭遇する。するとそこには奇妙な様子でお金をばらまいている人々がいた。次の日、子硯も同じ術にかかってしまう。
葉小棠は巫術を使って子硯を助ける。父の葉贄(よう・し)は、夢婆(むば)が葉小棠の叔母であることを明かす。葉小棠は気力を消耗しながらも夢婆の夢に入り込み、居場所を突き止める。葉小棠は夢婆に改心するよう説く。夢婆は謝(しゃ)家が皆殺しにされた事件の真相を語ろうとしたとき、突然矢が飛んでくる。
婚約の挨拶をしようとした慕謹言は、葉小棠が自らの天煞克星であることに気づく。摸骨族の継承者である慕謹言は、葉小棠と恋仲になれば、2人とも命を落としてしまう。葉小棠を守るために、慕謹言は婚約を破棄するが、事情を知らない葉小棠は打ちひしがれる。そんな時、無残な姿となった葉贄が慕府で見つかる。
葉小棠は事件解決の手がかりを得るため、父親の棺桶を開けることを許す。真の死因が判明したその時、高顕(こう・けん)が現れ3人を殺そうとする。何とか逃げた3人は、高顕が謝将軍に懲罰された高家の生き残りだと知る。
凌子然は悪党に加担した府尹を殺そうとする。しかし府尹が屈辱に耐えながら高顕に渡したのは偽物の調書であった。府尹は本物の調書を凌子然に渡すと、彼を逃がすためにみずからが犠牲になり、高顕に殺されてしまう。