シュークリムオ

侵入者たちの晩餐のシュークリムオのレビュー・感想・評価

侵入者たちの晩餐(2024年製作のドラマ)
2.5
正直なところ、主演どころの俳優陣が苦手な人ばかりで揃ったキャスティングなのだが、信頼と実績のバカリズム脚本ということで見ないわけにはいかないので鑑賞。冒頭の二人の会話などもそうだが、らしさがある。男性(というかバカリズム)がリアルなような穿った見方のような形で作る女性のあれこれ。だからこそ、物語性が出てきておもしろいのかもしれない。お話の内容は、侵入しようよという展開になる動機の説得力が、二人の会話だけというのが弱すぎたかな。特に地味でボソボソ喋る二人発端なのでより弱く感じた(そんなキャラがするのが良いのかもしれないが)。どうしてもブラッシュアップライフと比べてしまうが、どうも主役陣がコメディー感と噛み合っていないように思えて終始気になってしまった。コメディーを演じるって難しいね。最後はキレイに収まるのはお約束みたいになってる。2時間ドラマとして、もう少し豪華な感じもほしかったかな。