だいすま

不適切にもほどがある!のだいすまのレビュー・感想・評価

不適切にもほどがある!(2024年製作のドラマ)
4.8
面白かった。

タイムリープものは当たり外れのブレが大きいが、本作は当たり。
ブラッシュアップライフとはまた一味違った魅力がある。

1986年といえば私は中1だったので、当時の時代背景も懐かしかったし再現度は高かったと思う。マッチとかスケ番は81〜83年頃だったけどこれはご愛嬌か。
部活で教師からどつかれるのは日常だったなー笑
あと短ラン、ボンタンがめちゃくちゃ懐かしかった。

あの頃はあの頃で楽しかったし、今は今で楽しいし、ただ本作が言うように”生きづらさ”は変わらなくて、そこは人間にとって不滅のテーマなんだろうな。寛容、大事だな…

コンプライアンス、ハラスメントという用語によって弱者が守られる時代になったけど、自由度の低下とか多様性の浸透による混沌さとか、当時には無かった別の課題が明確になったように感じる。

コメディとしても泣ける家族ものとしても楽しめる秀作。クドカン凄い。
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