このレビューはネタバレを含みます
西島秀俊と芦田愛菜ちゃんの共演を楽しみにしてましたが、続きは見ないかも…と思わせるような１話でした。
西島秀俊が指揮を一度辞めるまでの流れも首を傾げるものがあるし、登場人物の動機が見えてきません。
いろいろと説明不足で投げっぱなしの石田ゆり子の言動は、ストーリーを転がすためとはいえリアリティのない強引さだし、
父娘の確執の原因は１話ではほぼ明かされず、ストレスが残ります。そこで引っ張っちゃうのか〜と。ドラマ全体の到達点が、期待より低いことを予感させられました。
芦田愛菜ちゃんは一応社会人役なのに、思春期の反抗期みたいなわかりやすい仏頂面をさせられて…あの表情で話数を重ねるかと思うと、見たい気持ちがかなり削がれる。
オーケストラのストーリーも、解散寸前のオケを救うという既視感のある展開が見えて、演出もダサくて演者が下手に見えるし、イマイチ興味を惹きつけられませんでした。
同じチームの『凪のお暇』は好きなんだけど、原作がある方が力を発揮するチームなのかな…。
