このレビューはネタバレを含みます
響のような娘には程遠い
某ピアノ教室の
1番上のクラスで
1番年上でありながら
1番成績最下位の落ちこぼれ娘やったけど
刺さる台詞が山盛り
特に
シュナイダー先生からの手紙は
ボロボロに泣いた
大勢の喝采があっても
ただ一人
自分が本当に聞いてほしい存在の
ただ一人が居ないだけで
音楽が雑音に変わっちゃう時が
今もあるから
■□■
それでも
温かい音はやっぱり好きだから
うたカフェ二朗みたいなお店が
近所にあったら
入り浸りたいな☺️
■□■
物語の展開は読みやすく
王道の親子モノだけど
唯一良かった裏切りは
夫婦を元サヤに収めなかったこと
家族、夫婦、親子
そんなカタチに縛られず
“家族だから助ける”
ではなく
“助けたいから助ける”
という
人として解放された救いが見れて
ほっこりした
欲を言えば
父がまだ生きてた
響ぐらいの年頃に
出逢っておきたかったな