akie8ash

さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~のakie8ashのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

響のような娘には程遠い

某ピアノ教室の
1番上のクラスで
1番年上でありながら
1番成績最下位の落ちこぼれ娘やったけど

刺さる台詞が山盛り

特に
シュナイダー先生からの手紙は
ボロボロに泣いた

大勢の喝采があっても
ただ一人
自分が本当に聞いてほしい存在の
ただ一人が居ないだけで
音楽が雑音に変わっちゃう時が
今もあるから

■□■

それでも
温かい音はやっぱり好きだから

うたカフェ二朗みたいなお店が
近所にあったら
入り浸りたいな☺️

■□■

物語の展開は読みやすく
王道の親子モノだけど

唯一良かった裏切りは
夫婦を元サヤに収めなかったこと

家族、夫婦、親子
そんなカタチに縛られず

“家族だから助ける”
ではなく
“助けたいから助ける”
という
人として解放された救いが見れて
ほっこりした

欲を言えば
父がまだ生きてた
響ぐらいの年頃に
出逢っておきたかったな
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