ソウルで大活躍していたファッションカメラマンのチョサムダルは、アシスタントの女に彼氏を寝取られ、パワハラを捏造され、世間からバッシングを浴びせられてしまう。ソウルにいられなくなったサムダルが故郷の済州島に戻ってくると、そこには元カレのチョヨンピルや幼馴染達が。家族や仲間達と過ごすうち、傷ついていたサムダルの心が徐々に癒されていく…というヒーリングストーリー。
正直、最初はあまり面白くないなと思って見てた。話がほとんど進まないし、ギャーギャー騒いだり嘘をついて誤魔化そうとするサムダルに全然魅力を感じなかったから。それなのに済州島では幼馴染みんなの人気者っていうのがどうもピンとこなくて、「単に紅一点だからって理由じゃないのおー？」とひねくれた私は思っていたわけです。
それでもヨンピルを演じたチャンウクが最初からずっと素敵だったから最後まで見ようと決めてたんだけどね、アクションをしないチャンウクというとどーしても『コンビニのセッピョル』の時みたいにイケてない印象があり、今回もハズレじゃないか？そういや監督が『気象庁』の人と一緒なんだっけ…？あれもイマイチなドラマだったしなぁ…と心配しながら見続けていたら後半からぐっと面白くなり、そこからは夢中だった。こんなに自然体で、愛が溢れてるチャンウクが見れて満足です🤭
あとサムダルも、ちゃんと自分の気持ちに正直になってからはすごく可愛らしく思えて応援したい気持ちになった。
ぶっちゃけ、あれだけ酷いことをしたアシスタントの女にはもっと罰を与えてほしかったという気持ちもあるけど、まあ他で癒されたし、いっか。
最終的に、仲間っていいな、家族っていいなという気持ちにさせてくれるドラマでした。
