全体を通してもたついていた印象。このシーンにこんなに尺とるのかと毎回驚いていたような。放映日に間に合わなくて、時間合わせかとも。
前半は面白かった。相変わらずのパクミニョンさんの作品自体に放つ強さは、彼女が作品を重ねる度に強くなると実感。ここまで来ると作品を観るのではなく、パクミニョンさんを観るのだという覚悟がないと、彼女の作品を観る前にすでに腰が引ける。今後もうどんな役をやろうがパクミニョンさんなのだろうな。
とにかくソンハユンさんが素晴らしかった。役柄に綺麗にはまったというより、彼女の確かな演技力が、王道の嫌われキャラを超えて、主役のパクミニョンさんの独特な強い存在感と同等かもしくは上回り、いつの間にか彼女の出番を主として観てしまっていた。次回の他の作品でどんな役どころを見せてくれるかが、今からとても楽しみだ。
ナイヌさんは暗くてジメジメしたオーラを常にまとっていて、そういう役だとしても、どのシーンのどんな動きや表情をしても同じに見えてきた。彼が演じる事が下手なのか、はたまた、監督の指示なのか。彼の毎シーンはくどくて反復シーンにしか観れなくなってきて、彼が出てくるともはや苦痛。御曹司の王子役の出番が苦痛、それは観ている側には連続アクシデント状態だ。
