パクジウン作家の強みはやはりダイナミクスだと思った
世紀の出会いと呼ぶにふさわしい華やかなカップルと、世界をまたにかけた壮大なストーリーに、今回は宇宙人でも北朝鮮でもなく、「脳腫瘍」を持ってくる新しさ!!!
そしてなんといっても、魅力的なキャラを描くのがうますぎる!!!
リジョンヒョクに続き、底知れぬ深い愛で相手を想い、命を懸けて守る姿には全人類がときめかずにはいられないでしょう
涙の女王のタイトル通り、沢山泣くふたりを見てこちらも何度泣いたことか....
手術に向かうヘインを見送ったヒョヌが泣き崩れるシーンはキムスヒョンの演技に鳥肌がたった、さすが「一番演技が上手いから」という理由でキャスティングされた男、泣かせたい俳優ナンバーワン!
ただ、作品全体で全身全霊の愛が描かれているので、愛されなかったユンウンソンを見るのが辛かった......
誰かを全力で愛し、愛されない人間は幸せになれないのか?影の部分に目が向いてしまい、そういう人にも救いの手が差し伸べられるような、二項対立ではない物語を欲していた自分もいた...
これはきっと去年ムービングを見た影響もあると思う
だけど、涙の女王は、パクジウン作家の作品は、これが正なんだと思う。
誰かを愛することの尊さを究極の形で描いている。ユンウンソンの存在は、戒めのような存在なんだと思う。
日本のドラマでも30代男女のダイナミックな世紀の大恋愛を見てみたいなぁ....