地域社会の活性化も兼ね、環境に優しい住宅のリノベーション活動を行うアッシャーとウィットニー夫妻。
彼らを追うリアリティショーの制作の裏側を描いたブラックコメディ。
居心地の悪さや共感性羞恥心を感じる場面の連続で、それでも何故か目が離せず視聴を止めることができない。
予想の斜め上のラストもじわじわくる。
回を追うごとにウィットニーの嫌な人間ぶりが表に出てくるが、それをしっかり感じさせるエマ・ストーンの演技力には改めて感嘆した。
俳優としての活躍も目覚ましいけれど、ベニー・サブディが制作で関わる作品はこれからも追いかけたい。
そして、この作品で知ったネイサン・フィールダーは本物の天才を見つけたと思わされた。
人間や物事をどういう風に見ればこの発想が出てくるのか。
彼の頭の中を覗いてみたい気持ちに駆られた。
