この名作ミステリーのわたしの入り口は漫画版だったんだけど、それゆえのキャラクターのイメージとドラマ版は乖離している人が多くて、最初こそなかなか馴染めなかったけど、もう最後の方はえ、もうあと10分だけ？とか思うくらいには夢中になった。
映像化不可能たる所以は多々あると思うけれど、そのうちのひとつであろう十角館、、、すごいなあ、、、建てたんですね、、、あれもこれも実際に作ったんですね、、、余韻のせいで綾辻先生との対談まで観たよ。
映像としてこの作品が観られて、すごく嬉しい。
全くの初見で観る人がどのくらいおられるか分からないけど、例の一行の衝撃度について、どうでした？？？ってその方たちに聞いてみたいなー！と思った。
純粋にその衝撃波を喰らうことができるのは、最早その方たちだけだからね、、、羨ましいいい！
ミステリーの舞台にありがちな妙に芝居がかったミス研メンバーの台詞とか、完全にフィクションな世界で、没入できて好き。
綾辻先生は恥ずかしいって言ってたけど、エラリイ君の台詞なんて、最高だよね。
個人的には、わたしが漫画版で好きだった動機の描写がドラマ版とは違っていて(そもそも発端となった現場も違うのだが)、そこが軽くショックだった。でもざっくり調べたところ、このドラマ版のが原作通り？みたいなので、ほう、、、と。そこに関しては漫画版を推したい気持ちもある。
っていうか、この最高傑作がデビュー作だなんて知らなかった、、、綾辻行人、恐ろしい人ですね。
あああ館シリーズ手出したくなってしまった、、、。
