男を上げた中村倫也
第1話はパニック障害についてだが、この話は理想的だが、実際に医師はこのようには動けないと思う(当然だ)。
あるマンガ家がTwitterで躁状態のライブ配信をやっていたのを見て何か本当に辛そうだった。第2話は双極性障害についてだが、こんなにたいへんだとは思わなかった。
第3話は、全く知らない症状なので驚いた。第1話第2話がリアリティあったので、第3話も大袈裟な話ではないのだろう。親ガチャとは言うが、酷い家庭もあるものだ。
体の病気はある人々にとってはステータスとも言え、年寄りともなると「病気自慢」が生きがいになったりする(失礼)。しかし精神疾患については自覚が難しいのもあるし周りの理解も期待できず、また健常者には理解する機会もなく、患者は辛いまま自信が持てずに人生を送っているのではないか。
アスペルガーなどで生きにくい人もいるし、このような番組でもっと啓蒙して欲しい。
【余談】
日本は戦後、家族がめんどうをみなくてはならない精神疾患患者は精神病院に入院させて社会の負担を減らすという政策を取りました。そのため入院患者が急増し精神科病院は医師不足になり、本来退院できる患者が何年も何十年も入院させられるケースもありました。
この方のNHK番組見ました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241001/k10014596911000.html
その反省から、近年では精神疾患患者の自立支援（デイケア施設など）が手厚いものになっています。比べて老齢化や体の慢性疾患に対するケアが足りていないと、個人的に思っています。
追記なう(2024/10/18 21:07:57)
↑裁判前のニュースだったので判決知らなかった。今調べてこれが裁判官のセリフかとガックリ。
