精神科医弱井先生を演じる中村倫也が優しく治療してくれる姿がとても印象的だ。心療内科の先生も登場するが心が篭っていない治療が描かれている。この対比でより弱井医師が信頼出来る先生に思える。こんな医者に診てもらいたいなと心底思うだろう。しかしながら自分が病んでいると分からないと病院に行けない。
「Snrink-精神科ヨワイ先生-」では幾つかの精神疾患が描かれている。それぞれの病は症状や原因や治療が違う。患者達の人間ドラマを通して、精神疾患について深く知ることになるだろう。
物語でも描かれているが自分が心の病になっていると気づけないだろう。ストレス社会において、いつ自分も同じようになるかもしれない。早期発見で治療する為に精神疾患について知識があれば、医者に行くべきか判断が出来るだろう。あの考え方を普段から意識することで心の病になることを防ぐ事が可能かもしれない。このドラマはとても意義があると思う。教養を深めていつの日か自分や家族の助けになるかもしれない。
今回のドラマは全3話で主人公である弱井先生の過去が少し明らかになったが、まだ詳しくは分かっていない。このままでは終われないからシーズン化するでしょう。続編を楽しみにしています。😊
↓ネタバレ
あの考え方とはベイビーステップ。
出来ることからやる
ストレスを溜め込まない
無理はしない
頑張らないで徐々に取り組む。
1話感想
中村倫也の優しい話し方や柔らかい雰囲気が以前から好きだが、精神科医の先生役に適役だね。優しく丁寧に症状を詳しく教えてくれるから、患者は安心してお話が出来る。症状と治ることを知ることで前向きになる。先生が共に症状に向き合い治そうとする姿勢が頼もしいし安心する。
最初は不安な表情だった患者がお会計で満面な笑顔になる場面が心にぐっときた。
ストレス社会において心のメンテナンスは必要なのだと思う。このドラマを通して知らないことを沢山学べそう。ベイビーステップのネイミングが好きだな。出来ることからやる。これは大切だと思う。
2話感想
双極症を初めて知った。
完治出来ずに生涯共に生きていく病であることが驚いた。
医師が患者と共に一つのチームとして病と向き合うことの必要性から、この病がどれだけ厄介なのかが分かる。
ところで彼らのように全ての医師が同じように患者と向き合っているのか。
ドラマで出てきた心療内科の医師は双極症だと分からなかったが、憶測だがもし双極症だと分かっていても親身に対応しない医師がいるかもしれない。1話に引き続きやはり医師選びがとても大切だと分かる。
幼少期から妹を助け頑張ってきた兄が双極症になるのがとても残酷だ。負けたくない気持ちから頑張りすぎたから双極症になった。とても悲しい。
兄は諦めなない。頑張らない戦い方で病と向き合う決心をする。
確かに頑張ると気持ちが上がるから良くない。
ニュートラルなバラスンスいい生活リズムを過ごせる中で焦らずに出来ることだけやるなら大丈夫そうだ。ベイビーステップな考え方が大切なのだろう。
ヨワイ医師の患者を生きる支えになるチームを作りたいという思いが素晴らしいが、何故彼が親身に寄り添い患者を助けるのか。過去の何かあっだのだろうか。第3話で明らかになるのだろう。
3話感想
境界性パーソナリティー症は遺伝子と環境が影響して発症するそうだ。
これまた知らない精神疾患で興味深い。
第3話は遺伝子が要因であることをあえて伏せて環境が原因である物語展開をした。後半で明らかになる父親も娘と同じ症状で、遺伝子が境界性パーソナリティー症の要因である驚きの真実により物語がより深みが増している!
脚本がとても素晴らしい!👏
父親が原因なのにビックリしたが、なるほどなと思う。子は親に似ると言うが精神疾患もその要因があるようだ。