ウルトラマンアークの10の情報・感想・評価

「距離は関係ないよ」

宇宙人と青年のボーイミーツガール。昭和感を感じる寂しい感じのSF回。互いに違う意味で「唯一の友達」なのが辛い。カズオ、『ジオウ』でもひねくれた役だったけど、こういう役がかなり上手いね。ユウマが尋ねてきた時のシーンの地獄具合ったらない。 最後、ユウマの優しさが染みる。フィオが姿すら現さないってのがまた良い。 ノイズラー、結構タフね。宇宙に隔離することで解決とするあたり、やはり殺さない選択肢があるんだな。 バリアや光輪で音を出してみたりと、やっぱり使い方が上手い。SKIPの話をこっそり聞いてるアークの図、なかなかシュールで良い。 話の筋としてはだいぶシンプルめだけど、だからこそ感情揺さぶられる感じがする。前回に続いて辛い回だったけど、救いもあったな。アーク、結構なんでも出来るな。

ユウマがドアに耳を当てて談笑を盗み聞きするのと、アークがSKIPの会話に耳をそばだてるのがリンクする。いずれも音だということ。空中戦はやや段取臭い。

カズオ…お前、アナザージオウか？雰囲気変わったな。 ストーリー的にはなんか懐かしい。昭和っぽくて、ジュブナイルを感じる。

◯宇宙の電波に関するSF回 　宇宙の電波を受信して遠くの星と繋がり持つ 　自室から宇宙に想いを馳せるSF回。 ◯切ない結末 　フィオの星の悲しい現実。 　初めての友達と最後の友達。 　大勢の地球人の中で一人ぼっちのカズオと 　だれもいない星で一人ぼっちのフィオ。 　対比になる関係。 ◯ノイズラー 　デッカーではOPでわちゃわちゃされた上に 　本編で軽く倒されたが、今回は地球外に 　追い出されるだけで済んだ。 ◯音を利用した戦い 　ノイズラーの生態を利用して光輪の音で誘導。 　光輪をバリアに擦り付けて嫌な音を出す攻撃。 　カラータイマーにピンチを知らせる以外の 　役割を持たせる初の試み。

カズオくん、陰キャの拗らせ方だけ変にリアルな演技だな。 さすがアナザージオウ

騒音怪獣ノイズラー、アークの光輪を追いかけて退場、どこまで飛んでいくのかな 宇宙人となぜか交信できたカズオ君、ノイズラーが中継してたって事なのかな 素敵な声の宇宙人との交信に夢中になって他の事は目に入りません 交信が出来なくなって正気に戻ったか 役者の熱演で鼻水ダラダラ、ティッシュで拭こうよ