ハリソン・フォード主演の同名タイトル映画は未見で、でもいつか観たいと思っていた。ところがその日が来る前に、本作がめぐってきた。制作順にこだわる必要はないのでそのまま鑑賞したが、これは吉と出たのか?
そう考えてしまったのは、最終回で明かされる事件の真相に仰天したからだ。「えーっ!! そんなオチありなんかい?」と。まったく想像していなかった真犯人。ミステリー作品でここまで意外性が強い作品は、はじめてかも?
ただ、かなり驚かされた反面、取ってつけた感もわずかに残る。そんな印象を抱いてしまった理由のひとつは、伏線が少ないから。とはいえ、まったくないわけでもない。良く言えば絶妙なのかもしれない。
あとドラマ自体がとてもおもしろくて最後まで集中力が切れなかった点も救われたか。ラストまでの過程がつまらなかったら、あの真相は受け入れられなかったかもしれない。
ちなみに映画の方も同じ結末かどうかは知らない。機会があればぜひ鑑賞して、両者を比較したいと思っている。
[ドイツ語吹替音声+日本語字幕]2024/07/26-08/02 Apple TV+