偶然手にした小説を盗作して一躍人気作家に！という、シリアスにも振れそうな犯罪要素を、ポップに軽やかにそしてちょっとエモく仕上げてたドラマだったな～。
父親に言われたとはいえ、25年前の中学時代、1年1組のクラスメイトのことを、脛男は本当よく詳細に覚えてるなと思ったよ。忘れてて欲しいことも覚えられてたり、それをエッセイに書かれたりは、私なら嫌だけど(笑)、クラスメイトたちはそれなりに喜んでたし、楽しそうだったな。
どういう時系列で女の子たちを好きになっていったのかはよく分からなかったけど、めちゃくちゃ個性豊かなクラスメイトたちで、ひとりひとりのエピソードが濃い濃い。脛男が女の子を好きになった瞬間に共感は出来なかったけど、欠点を欠点として捉えるんじゃなく、そこに惹かれるっていうのは脛男の良さだよなとは思ったよ。
詳細に覚えてる脛男でも忘れてることはあって。その匙加減が、本当の作者探しに繋がっていて、なかなか面白かった。同窓会も良かったな～。
