ブラックチェリープラム

海に眠るダイヤモンドのブラックチェリープラムのネタバレレビュー・内容・結末

海に眠るダイヤモンド(2024年製作のドラマ)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

まずは、軍艦島(端島)を日曜劇場で、
脚本・野木亜紀子
監督・塚原あゆ子
プロデューサー・新井順子
でドラマにしていただいて嬉しかったです。

あの軍艦島がCGとはいえ、生き生きと蘇りました。
私、一度しか行ったことがありませんが昭和生まれなので、日曜劇場で懐かしい故郷に帰ってきたような気がしました🥹
もう、なんていうか、映像化は期待以上でした😍

最後まで見終えて、強く思ったのは、うまくいったことも、そうでなかったことも、幸せなときも不運なときも、すべてひっくるめて人生なのだということです。

「(人生において)意味のなかことはひとつもありませんよ。良かことも悪かことも、すべてね。すべてを抱えて、一生懸命生きて行く。それが人間たい。」

できる努力を惜しんではダメだけど、不幸なことに離れ離れになった”ひと“や”故郷“や”時間“を無かったことにする必要などないということ。
愛はそんなに脆かったりしない。死ぬまで(死んでからも)懐かしく想っていいのだ。それは誰の心の海にも眠るダイヤモンド💎のようだ。

追伸:登場人物の中で一番好きなのは人物相関図にも出てない❓朝子の夫であった虎次郎だったよ。子どもに“お母さんには一番好きな人がいたんだよ、でも自分は幸せ“って言える心の広さがステキだ🥺