また今年も3.11がやってきたのかと思い出す。
あれから14年。もう14年か、まだ14年かと。
今作は音楽を通して人と人を繋ぎ、震災と向き合う姿を描く。
震災で妻と娘を亡くしたタクシードライバー。
たまたま出会った高校生少女から、妻が生前に書いた楽譜を探して、繋がった人と人を誘い、音楽コンサートを開く。
音楽祭の劇場のオーナーの遠藤さんの話は実話ということで、ノンフィクションを混ぜた作品となっている。
阿部寛の歌声はレアいし、震災後にこうゆう音楽を通しての交流の場を作り再生していく街の様子は素晴らしいんだけど、ジーンとするシーンはあるものの、話としてはあまり面白くないのが残念だった。
前後編の2時間もない中で、ドラマは少なく、やや物足りなかった。