エピソード03
捨てられないもの

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あらすじ
早川(宇佐卓真)からぶつけられた想いに、紺野(平野宏周)は困惑する。静まりかえった部屋に残されていたのは、早川が持ち歩いていたボイスレコーダー。そこには、なににも縛られない、早川の歌声が録音されていた。
早川の過去を知る後輩・杏(佐月絵美)に話を聞くと、中学時代の早川は、幼いころからの友達である山下(八神慶仁郎)とバンドを組んでいたという。しかし、バンド活動に熱心に打ち込んでいた早川は、他のメンバーと足並みが揃わないことに不満を抱くように。山下は唯一の理解者だったが、思いがけない形で、彼の本音を知ってしまう。
紺野から屋上に呼び出された早川は、音楽に未練があることを自覚する。また音楽を好きになっていいのかもしれない。再び湧きあがる音楽への情熱と共に、紺野への想いも確かなものになっていた。
Senatan
みき
carin
どど丼
(C)苑生/大洋図書/「被写界深度」製作委員会