すべての恋が終わるとしてもの8の情報・感想・評価

エピソード08
最終話
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あらすじ
大崎真央(神尾楓珠)が亡くなった。真央のいない日々を淡々と過ごす羽沢由宇(葵わかな)は、彼が生きていた頃のように毎日メッセージを送っていた。返事は来ないとわかっていても、それが心の拠り所になっていた。そんな日々が数ヶ月経った頃、「ありがとう」と返事が届く。それは、真央の母・沙知(西田尚美)からの連絡だった。由宇からのメッセージを通して、真央が生きていた毎日を知ることができた、と由宇に感謝を伝えた沙知は、前に進むために真央のスマホを解約することを告げる。その選択を受け入れる由宇だが、真央にメッセージを送れなくなってしまったことで、さらに塞ぎ込んでしまう。 そんな由宇を気遣う野北駿太郎(白洲迅)。だが、野北自身も人生の大きな岐路に立たされていた。宮内郁子(市川由衣)との結婚を決断したものの、それがふたりにとって正しい選択なのか、野北にはわからないのだ。たとえ結婚をしても、郁子の心に忘れられない人がいることは変わらない。 一方、真央の親友として恥じない生き方をしようと決めた西颯(藤原丈一郎)のもとに、就職先の盛岡からお盆で帰省した莉津(本田望結)が姿を現す。莉津からの想いにずっと答えを出せずにいた颯。ふたりの間にある感情は恋なのか、それを確かめる時がついに訪れる。 そして、ずっと立ち止まったままの由宇を、沙知がある場所に誘い出す。それは、真央の行きつけであり、両親の思い出の喫茶店『だるま堂』。そこで沙知は、夫・蒼(飯田基祐)も知らないある秘密を由宇に打ち明け…。 この世のすべてのものに、必ず”終わり”は訪れる。それでも、私たちの人生は続いていく。