ある日、中学卒業後の進路を前にしてセンチメンタル気味なほたる（白鳥玉季）。一緒に長野のギター工房のパンフレットを眺める索（手越祐也）に「もし、自分が今の自分じゃなかったらって考えることありますか」と問いかける。 すると、索は自分がゲイではなく、女性と付き合ってプロポーズすることまで考えたことあると意外な答えが…。 索の妄想の中では、金髪で派手なファッションに身を包み、いかにもチャラそうな格好。生徒からあだ名で呼ばれ、サッカーが得意！さらには生徒からの信頼も厚く、ファンクラブまであるのだという。 そして、恋人は数学教師の松梅子（土居志央梨）で、学校の教室でプロポーズを決行しようと画策中。 心底呆れ顔のほたるを前に、妄想トークに花が咲く索…。 まるで、今の索とは正反対の妄想トークは意外な結末を迎えることに…!? 何度も重ねた妄想の中で、索が辿り着いた答えとは…？

ほたるがギター職人を目指して長野へと向かってから１年後。 玄一（及川光博）の52歳の誕生日を祝うために、帰省したほたる。 久しぶりに会った索に「もし東京に残っていたら、また違う生活があったのかもしれない」と、不安な気持ちを吐露する。そんなほたるに、索は再び「もし自分がゲイじゃなかったら」という妄想ストーリーを披露することに。 妄想の中で、井の頭アパートに住むもうひとりの作田索。 お隣さんは、玄一と鯉登（大谷亮平）のカップル。 ある日ひょんなことから大げんかをしてしまった二人の仲直りを、金髪でチャラくて、スーパーポジティブな索が手伝うことに。 さらにバックパッカーの井の頭（坂井真紀）、大家の百瀬（渋谷凪咲）、玄一と仲の良いほたるも加わり、仲直り大作戦がスタート！ 玄一が怒った理由が明らかになった時、もうひとりの索が衝動的にとってしまった行動とは…!?