このレビューはネタバレを含みます
野球が好き。
会社の経営陣、その会社の野球部の両面からドラマは進む。
社長がなんとも非情でほんとにもうっって言いたくなるところで、サラッと嬉しいこと言ってくれることもある。役員はほとんど笑わなくて、むしろ心配になる。
演技がうまいんだなあ、って改めて。
でも、途中までだけど、経営陣と野球部がいまいち繋がらない。なんだか別組織で。それがだんだん一心一体となってくる。その過程が面白い。
会社がいつもピンチなのに社長室ではいつも美味しそうなお茶菓子が出る。こういう小銭ってあんまり関係ないのか、このお茶菓子が会社にとってすごく意味あるのかもしれない。これがまた美味しそう。
最後に決断するときに決めるのは、好きか嫌いか。結局のところ、これなんだよなー。心に留めるべき言葉。だから結局のところ、大事なのは「ひと」。
野球をドラマに絡めるなんてずるい。面白いに決まってる。心打たれて自然に涙が出てくる。心を一つにした。そのために野球部を作った…山崎努、よかった。