ユナマリア

幸色のワンルームのユナマリアのレビュー・感想・評価

幸色のワンルーム(2018年製作のドラマ)
5.0
■2回目(2023/1/30)
あまりにもお気に入りなのでBlu-rayを購入して再鑑賞。

二度目の鑑賞でもやはり最初から最後まで次が気になる展開だし、切ないし、ほっこりもする作品だった。

幸とお兄さんの絶妙な心理描写と駆け引き、そこから生まれる本音がとても良い。


■1回目(2022/5/23)
山田杏奈目当てで鑑賞。

ストーカー男と、その男に誘拐された女子中学生による同棲を描いた一作。

一見気味の悪い話のようだが、次第にふたりの葛藤や悩み、世の中との接し方等が深掘りされる感動作だった。

世間は女子中学生の誘拐事件で騒いでいるが、当の本人は誘拐した相手の事をお兄さんと呼び、慕っている。

むしろ感謝と喜びを伝えている。

そして逃げ切れたら結婚、逃げ切れなかったらふたりで死のうと想いを伝えるが…

正直テーマが少し気持ち悪いかなと思っていたが、全く持ってそのような内容では無かった。

最初の何話かは感情移入出来ず、ひたすら山田杏奈演じる幸が可愛いと思っていたが、お兄さんが救ってくれたあたりから一気に感情移入して没頭。

幸もお兄さんも非常に難しい二面性を持っているのだが、主役ふたりが素晴らしい芝居で演じ切っている。

しかし山田杏奈は闇を演じるのが上手い。

顔や声が可愛らしい故、目力を発揮した時のギャップが凄まじいし、なんせ役の幅が広い。

Blu-rayを購入して再鑑賞しよう。
ユナマリア

ユナマリア