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平清盛
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目次

平清盛が配信されているサービス一覧

配信サービス配信状況無料期間と料金
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平清盛

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『平清盛』のエピソード情報

第1話

第2話

第3話

第4話

第5話

第6話

第7話

第8話

第9話

第10話

第11話

第12話

第13話

第14話

第15話

第16話

第17話

第18話

第19話

第20話

第21話

第22話

第23話

第24話

第25話

第26話

第27話

第28話

第29話

第30話

第31話

第32話

第33話

第34話

第35話

第36話

第37話

第38話

第39話

第40話

第41話

第42話

第43話

第44話

第45話

第46話

第47話

第48話

第49話

第50話

『平清盛』に投稿された感想・評価

4.3
0
日本初の武家政権を打ち立てた平清盛の怒涛の生涯。

遊びをせんとや産まれけむ。
戯れせんとや産まれけん。

武士の世を作り上げようとただひたすらに走り抜いた男。
あまりにも重き宿命を一身に背負い、誰よりも情に厚いがゆえに皆の想いを抱え続けて己にしか見えない暗闇の道を猛進し続けた。
正に諸行無常の生涯。

素晴らしかった。本当に素晴らしかった。

平清盛というと晩年の横暴な権力者のイメージが強かったけれど、彼の築き上げた武士の世こそ現代の貿易や商業の礎となり、朝廷に尽くすだけではなく努力で誰もが栄華を極められる世を作ったのだと。

平家の一門としての強固な絆こそがあそこまでの頂に登り詰めることができる力だったのだろう。
清濁合わせ飲む器の広さで一門を率いた平清盛は正に日本史上随一の棟梁だった。

希望に満ちた若き武士から晩年の醜悪な入道まで演じ抜いた松山ケンイチの演技はお見事でした👏
むぅ
4.5
18
「何それ、こっっっわ!!」

その昔、友人と金麦を飲んでいた。時のCMは檀れいだった。
「私さー、あの檀れい、実は一緒に金麦を飲む人はもういなくて、それを受け入れられずに過ごしてる設定で見てんの」
「何それ!発想が怖いて!!!」
私も大概妄想族ではある。
けれども遥かに斜め上をいく、友人のその"とんでも設定"は私に衝撃を与えた。
そして後々、檀れいを見るたび何か心配になるという副作用が発生した。
金麦から麒麟淡麗グリーンに鞍替えしたのは、あの人も苦しんでるのかもしれないという発想が原因というわけではないが、今回は金麦飲みながらみたい!と思う檀れいだった。
要は、ちょっと怖かった。
怖がるべきは友人の発想で、しかもそれに影響されて勝手に持つ印象こそが怖いのだが。


それを言うならば、物語で出会う平清盛も"油断ならない人""横暴な人"という印象を勝手に持っていた。
そんな平清盛の生涯を描く。


「橋の下だぞ」
「いいえ、お母さんが病院に響き渡る悲鳴をあげて産みました。これは悲鳴も出るわねって助産師さんが、巨大なあんたを見て言いました」
父がふざけて"お前は拾ってきた子だぞ"のニュアンスでそう言った際、母がそう返していた。
"橋の下"よりも"巨大"の方が傷つくんですけど。何ならあなたから産まれたかどうかの方がこちらは不安なんですがという程に、顔立ちも性格も父に似ている娘は微妙な気持ちで両親のやりとりを見つめた。
そして、我が父ながら冗談でも言ってはいけない発言ではあるが、それがちゃんと笑い事になり、1ミリも不安になったりしない程に愛情を注いでもらっていたのだと、このくだりを思い出すたびに感謝しかない。
そして今作では、平清盛の出生は"橋の下"同様、いやそれ以上の残酷さと共に描かれる。


今作における清盛の出生の秘密を知ると、どうして彼が"一族"に拘ったのか、現在でもまだ残る"血筋"というものに固執したのかがわかる。
「おもしろう生きたい」という清盛の軸がどこに起因するのかも。
過去、いくつか触れてきた源平の物語において[源氏の旗は白、平氏の旗は赤]を見るたびに不思議だった。
私の印象は、武士として血気盛んな印象のある源氏が赤、官職を得て高貴な身分になっていく平氏が白(後きっと、白河法皇とか後白河法皇とかと一緒に名が出るから)だったのだ。
けれども今作での清盛の"血"への拘りを見せつけられて、紅白合戦の由来ともされる源平の色は腑に落ちるところとなった。
オープニングの映像や、ジャケ写の平清盛の文字の背景が赤なのも、きっと敢えてだろう。

『ティファニーで朝食を』で忘れられない「気持ちが赤く沈む」という台詞がある。
その時は「気持ちが沈む」はわかっても「赤く」がピンとこなかった。でも鬱屈とした感情は、ちょっと緋色かもしれないと思うようになった。
清盛の一生と共に様々に描かれる赤。緋にも紅にもなっていく。
清盛の目に映る色彩はどんなものだったのだろう。


勝手に持つ印象で何かを決めつけてはいけない。
けれども、時にその印象を嗅ぎつける嗅覚も大事かもしれないと思う事があった。
「こいつ、めっちゃ胡散臭い」
出てきた瞬間にそう思った人物がいて調べてみた。
そうしたら「平家にあらずんば人にあらず」と言ったとされる人物であった。
歴史を知った上で観る大河ドラマも面白いが、知らずに観るのも面白いから凄い。
今のところ専ら後者の楽しみ方なのが情けないところではあるが。
そう思っていたのに。
アニメーション『平家物語』を観返してみて、その胡散臭い人物が1話の冒頭で「平家にあらずんば人にあらず」と言っていて、うっそーんとなった。
我が忘却力よ。
私が琵琶法師だったら『平家物語』は今とは違う物語になっていただろう。


寝ても覚めても大河ドラマで、あっという間に過ぎた時。
もうどこかで梅は咲いているのだろうか。
1本の木に紅白の花が咲く"源平咲き"を見たいと思った。
4.5
12
大河ドラマの中で一番好きです💕

清盛の両親のエピソードから心奪われ、出生に悲劇を背負った清盛に寄り添いながら1年間見続けました。

松山ケンイチの清々しい清盛に、中井貴一、和久井映見、上川隆也、深田恭子の面々。

そしてなんと言っても天皇家の人々の怪演が印象的過ぎる。伊東四朗、三上博史、井浦新、松田翔太…よくぞここまで個性的に揃えたものです。

画面が暗いと批判があったらしいけど…私はそれがとてもリアルで魅力的に感じました😍

印象的な主題歌もいつまでも心に残ります♫

機会があったらもう一度見てみたいドラマのひとつです。