むぅさんの映画レビュー・感想・評価

むぅ

むぅ

映画(336)
ドラマ(8)

ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)

3.2

「貸すも親切、貸さぬも親切」
と、半沢直樹が言っていた。

「離れるも愛、離れないも愛」
そう思った。
色んな愛の形があると思う。
本人達が良ければ、それで良いのだとも思う。
彼からの手紙や贈り物は、
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ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス(2016年製作の映画)

4.0

今までに観た映画の様々なシーンが思い浮かぶようなドキュメンタリーだった。
図書館を舞台に、NYの抱える課題や過去・現在・これからが描かれている。

本が好き、図書館も好き。
図書館に行くことがなくなっ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.1

“演じる”って凄い。

ホアキン・フェニックスの自分の中の“狂気”を滲み出させたようなジョーカー。
ヒース・レジャーのその“狂気”をまるごと飲み込んでしまったようなジョーカー。
どちらも、どこまでもジ
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トランスジェンダーとハリウッド: 過去、現在、そして(2020年製作の映画)

4.4

「彼氏いるの?」
例えば最近仲良くなったばかりの友達がいたとして、この言葉で心の鍵をかけてしまう事だってあるのだと思う。
「パートナーいる?」
「付き合ってる人いる?」
そう聞いたら、どんな人なのか楽
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.2

私にはジョーカーが子供に見えた。

「どうなるんだろう?」という純粋な興味で、オモチャを叩きつけてみたり壊したりする。
そのオモチャが“秩序”だったように思う。
中から出てくるのは何なのか。
“善”や
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.2

シネマカクテル フェス

最近よくお酒の話になるので、これを機に飲んだことはあるけど観たことはなかった「ゴッドファーザー」を味わってみることに。

カクテルの琥珀色と映画の色彩、ウイスキーの芳醇さと幾
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.0

圧倒的な“ショー”感!
なんとなくシルク・ドゥ・ソレイユを思い出した。
雨音とか、道具を使う音からダンスに入っていくのが大好きなので、ヒュー・ジャックマンとザック・エフロンのBARでの掛け合いのシーン
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.5

“襤褸を着てても心は錦”

小学生の頃に何度も読んだ一冊。
「欲張っちゃダメだな」
「ワガママってダメだな」
「人の話はちゃんと最後まで聞かなきゃな」
「家族って素敵だな」
と、小学生なりに学んだ一冊
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もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

結婚は入れ子をずっと開け続けるようなもの
何の小説だったか思い出せないけど、その一節を思い出した。
終盤、開けても開けても“おじさんマトリョーシカ”が出てくる。

きっと用務員の現実のジェイクの妄想だ
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ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(2011年製作の映画)

3.6

消えた記憶と友人を探す旅Part2!

水戸黄門が印籠を出すように、遠山の金さんが桜吹雪を見せつけるように、エンドロールの写真が全てなんじゃないか説が私の中で浮上。

場所が変わっただけで、前回と同じ
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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

4.3

指先まで冷たくなる

ラストシーンが近づくにつれ、こんなにも胸騒ぎがして、そうならない事を祈った映画はないかもしれない。

衝撃を受けた、という言葉で片付けてはいけないと思った。
この作品に衝撃を受け
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25時(2002年製作の映画)

3.7

あれから19年なのか。

9.11直後のNY
麻薬密売で7年の刑期が決まったモンティの収監されるまでの1日を描く。
混沌としたNYと、全く自分の感情の整理がつかないモンティがシンクロして描かれているよ
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.6

「気持ちが赤く沈む」というホリー。

彼女を包んだ“赤”はどんな色だったんだろう、と思う。気持ちが沈んだ時に、“色”に包まれたことってないかもしれない。
落ち込んでいたら、世界がくすんで見える感覚や、
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.1

昔観た映画をもう一回観ようフェス

冒頭、こっそりヒールを脱ぐ彼女に「ほんと、それ」大賞をあげたい。ドレスの中で足の指を解放させちゃうチャーミングさに親近感がわいてしまう。

坂の上にある高校に通って
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ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

4.1

寒い季節、暖房の効いた部屋でアイスを食べるのが楽しいように、季節外れのクリスマスもいいかな、と思っただけだった。

結果、バニラアイスだと思っていたら、塩バニラだったというか、予想していなかったフルー
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ローズの秘密の頁(ページ)(2016年製作の映画)

3.9

“続ける”って難しい。

愛する、信じる、ずっと“続ける”ことで、その言葉の本来の意味を持つような気がするけれど、簡単なことではないと思ってしまう。
ローズが、きっと自分を信じ続けるために聖書に残した
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ANNIE/アニー(2014年製作の映画)

3.8

この曲が聞こえたら、誰かが歌っていたら、一緒に口ずさみたくなるランキング上位に入るのではないかと思う「Tomorrow」。

今日が良い日だったか、明日が楽しみか、それは自分次第なんだと改めて思う。つ
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サラの鍵(2010年製作の映画)

4.2

フランス警察によりユダヤ人が一斉検挙されたヴェルディブ事件、60年後パリのあるアパートに住むことになったジュリアは、かつてそこに住んでいたサラという少女の存在を知る。

もし自分が持っている色々な‘力
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ダメ男に復讐する方法(2014年製作の映画)

3.5

「ダメンズウォーカーの時代は終わって、今はダメンズメーカーなの」
「造るのは勝手だけど、それ出荷しないでよ?」

「顔はカッコいいんだけどさぁ」
「そんな収納少ないデザイナーズ物件みたいな奴からは引っ
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デーヴ(1993年製作の映画)

4.2

なんて心地良い!

大統領そっくりの主人公、一夜限りの替え玉の予定が任務続行に。

正直であること。
優しくあること。
約束は守ること。
そして、ちゃんと自分を理解すること。

軽快でクスッと笑えるス
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トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

3.8

ちゃんと観たことがなかった。

もう、なんて可愛い。
ウッディの嫉妬しちゃう気持ちや、バズ・ライトイヤーがおもちゃだと知って絶望しちゃう気持ちが痛いほどに分かってしまう。

さすがにもう私の身の回りに
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.6

一緒にいる時を重ねるほど、小さな“ズレ”が山のように積もって、もう無理ってなってしまう事ってある気がする。
仕事でもそう。緊急度は高くない後回しにしがちな課題ほど、ほっとくと驚くほど根深くなってたりす
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(1954年製作の映画)

3.8

「キレイは汚い、汚いはキレイ」

強さは弱さでもあって、弱さは強さでもあるのだと思う。
粗暴なザンパノと、純粋無垢なジェルソミーナ、私には2人が似ているように感じた。1人だと孤独、でも2人でいても孤独
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オズの魔法使(1939年製作の映画)

3.5

かかとを3回鳴らして「お家に帰りたい!」

ドドドドっと仕事が押し寄せて来た時に、たまに唱えてみるけど叶ったことはない。
で、分身出来ないかなぁとか思いながら、山積みのやる事と戦う。
かかとを3回鳴ら
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.7

相手がその‘特別’を、嬉しいな助かるな、と思わない限りそれは‘特別’にはならないのだと思う。

難しい。
家族や友人、恋人はお互いのことをある程度知っているし、そもそも私にとって‘特別’な人達だから、
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ダンサー そして私たちは踊った(2019年製作の映画)

3.8

ジョージアの国立舞踏団で幼少期からトレーニングを積んできたメラブ。不思議な魅力を持つ新星イラクリの登場により彼の世界は大きく動きだす。

誰かに惹かれると、急に景色が変わったりする。特に若い頃の恋って
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.9

“人がこの世に生きていくということ”
“人生”を国語辞典で調べてみたらこう書いてあった。ふと思いついて更に類語辞典を開いて、“生きる・死ぬ”が最初のカテゴリーだと知った方が何だか感慨深いものがあった。
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レインマン(1988年製作の映画)

3.7

頭の中を覗いてみたい!
そう思うことが時々ある。
私には思いつかないようなアイディアを聞いた時なんて特に。

自閉スペクトラム症のレイモンドを演じたダスティン・ホフマンが素晴らしかった。彼にとって、こ
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グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇(2019年製作の映画)

3.4

太宰治の最後の小説と言われる「グッドバイ」
そしてKERA・MAPが公演していた時に観たかった舞台の映画化。

大泉洋演じる田島が、なんとも情けない。
人を好きになることはとても素敵なことだけれど、よ
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となりのトトロ(1988年製作の映画)

4.8

メイよりは大きくて、サツキよりは小さかった夏休み。
毎年夏休みを過ごす祖父の家に向かう途中、母に相談した。
「おじいちゃん家に着いた時、なんて言って玄関を開けよう?」
お邪魔しますは大人っぽいし、ただ
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ベスト・フレンズ・ウェディング(1997年製作の映画)

3.2

ちょっとだけ付き合ったことがあって今は親友。その彼の結婚を知り、自分の気持ちに気付いた主人公は彼を奪うべく大画策。

「はい!集合!ジュリアン、あのね、気持ちは分かるんだけどね...」スクリーンの中に
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おとなのけんか(2011年製作の映画)

3.9

子供のケンカの解決のために集まった両親達、話し合いのはずがいつのまにか「おとなのけんか」に。

「こんな事は言いたくないんだけど...」
大体この言葉でオブラートに穴が開くような気がする。言いたくない
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.3

「もし、あの時こうしていたら...?」
そう考えることは、人生の中できっと誰もがあることなんだと思う。

「さよなら」を伝える時は、必ず「ありがとう」も伝えたい。
どんな‘出会い’も、そして数々の‘別
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.2

ついポロっと弱音をこぼしたら、あの哀しげな優しい瞳で包み込むように私の次の言葉を待つ、仕事帰りにたまに寄るバーの常連客のロビン・ウィリアムズください。


寄り添い、待ってくれる人の温かさ。一緒にふざ
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ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

3.9

「いつもは意識しないけれど、なくなったら困るものなんだ?」
答えはたくさんあると思うけれど、音楽はその一つだと思う。

ここ1年から3年の間に出会った友達4人で年末に草津に旅行した。
話すことはたくさ
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

10代の頃に観て、こんな辛い映画はもう二度と観れないと思ったあの時の感情は、今でもハッキリと覚えている。

最近、この映画のレビューをいくつか読んで、セルマにとってはハッピーエンドなのではないかという
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