U-NEXTに加入したら絶対見ようと思ってたシリーズ2。
ノルマンディー上陸作戦で、上陸組の動きを取りやすくすべく、前夜に敵陣真っ只中に降り立ち作戦の一役を担った空挺部隊のお話。
実話、ご本人さんがたの回想によって紡がれた、戦友たちの絆のお話。
リアルな戦闘シーンで戦争の過酷さを突きつけられる。バストゥーユの森の戦闘は、とにかく寒そう痛そう。時々ちょろっと来て好きなこと言うだけ言って去っていく大佐殿に怒りを覚える。でも軍隊ってそういう所なんですよね…。
終盤、労働キャンプを発見した時の隊員達がショックを受ける描写。我々が初めてホロコーストの事実を知った時の衝撃を遥かに超える衝撃だったのだろうと思う。このエピソードは心にズシンとくるものがあった。わかっていてもできることがかぎられでいるということを受け入れなければならない。今目の前にいる人を、自分が何かしてあげたいのに…。役者の皆さんの表情が何とも印象的でした。
ヒトラー自殺、ドイツ降伏、そして日本の降伏。その最後までを隊員達の気持ちや動きで追っていく。
こちらもまた、HBOの能力の高い力作。見応えのあるドラマでした。
