ちりとてちんの109の情報・感想・評価

和田家、その中でもあれこれ悩んだり動き回ったりする 落語の世界から飛び出してきたようだと称された喜代美。 死と向き合い、一種の地獄をみる師匠が笑うのは嬉しい。 そこに、祖父の危篤のときの様子が重なるのも嬉しい。 嬉しいけど、師匠の死が近づいているのが悲しい。 師匠そのものの存在感が大きいけれど、 死に向き合うことの描写が凄まじく、重厚な週だった。 繰り返し観たい。 そして、次の週を観る手が止まってしまう。

私も人生の師匠に出会いたい。

この週、死に向き合うことと、死に向き合う人と向き合うことについて 凄まじい深度で描かれている