んー共感はできない。
それぞれ人間の感情が少し強引な気もするし、それぞれのキャラクターに寄り添えない。
何よりミオ。
自分勝手すぎて解せない。
父の病気を治すために院長のいいなりになって、えいじを誘惑して、騙して、お金を奪って、お前が来てからお花屋さんも雫の親権も何もかも全て奪って、それでもやっぱり好きだったから一緒にいたくて。
えいじは一度はそれを全て受け入れたよ。
優しいから。懐が深いから。
好きな人のお父さんの為ならお金はいい。
でも結局私に執着してくれないからえいじから離れて。
罪悪感があるとか言ってるけど、もうどれだけ人の人生めちゃくちゃにして振り回せば気済むんだよとは思う。
結局は返ってきたものもあるけど、雫にいずれ自分の口から言うことは決めていたとしても言わずにいた秘密だったり、親権だったりは返ってこない。
あと言い訳並べる前にまずごめんなさいだろ。
そんで最後会いに来てやってんのに、なんか態度も上からだし。
エイジもミオも真実を守るために嘘で包んでいる。
雫を守るためについたエイジの嘘。
父を守るためにエイジに近づいたミオの嘘。
ミオの嘘はやがて本当になり、エイジは嘘だと知ってもそれが本当だと知っているから、彼女の嘘に付き合い知らないふりを続ける嘘。