平成仮面ライダー7作目。
35周年記念作とあって、「強いヒーロー象」を前面に押し出した作品になっている。
とにかく天道のキャラが強烈で、どんな場面でも若干コント的になってしまう。
昔から漫画でも時間を操るのは無法の能力とされているが、それを実装した初の仮面ライダーではないだろうか。
一方、その天道に食らいついていく泥臭い加賀美もまた魅力的。2号ライダーにしては登場が遅いが、しっかり存在感を持っている。
実の祖母ではないが、おばあちゃんの言葉を引用する天道の決め台詞は優しい人柄も写しており、素晴らしいと思う。