このレビューはネタバレを含みます
クールで馴れ合いを嫌うがなんでもこなせるスーパー派遣社員の大前春子。
仕事はできないが子犬のような里中主任と、天パーで派遣差別者の東海林主任。
里中主任のアシストをし、天パーとは衝突しながら会社の危機を乗り越える。
春子は本来は情に厚く、とても明るい性格の銀行員だった。
しかしリストラに遭い会社を信用しなくなり、仕事場の人間とのコミュニケーションを必要最低限にとどめるようになる。
3ヶ月で派遣先を乗り換えるのは、寂しさを感じないように彼女が自分自身に課したルールだった。
社会問題を扱いつつ東海林と春子の掛け合いが愉快すぎるドラマ。
基本的に「会社のトラブルを春子の技能で救う」というテンプレで話が進むけど面白い。
今観ると前時代の価値観が目につくけど、だいたい「昔のドラマだなあ」と軽く流せる。