かちかち映画速報

ウォーキング・デッド シーズン11のかちかち映画速報のネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

 序盤のリーパー編は正体不明の暗殺者が襲ってくる感じがドキドキして面白い。また、無駄に長くなくコンパクトにまとまってたのも良い。

 コモンウェルス編からはウォーカーがあまり絡まなくなり、ただの人間同士の政治ものになり退屈。流れも総督の町みたいな感じで既視感。新鮮味に欠ける。パメラたちも総督ほどの魅力を感じない。
 しかし、終盤で人間同士の争いをやめて共通の敵であるウォーカーに立ち向かうのが王道展開で熱かった。

 これまで誰とも恋愛関係にならなかったダリル。リアと恋愛関係になるとは思わなかった。リーパー絡みで再会するも、最終的には敵対して殺しちゃう流れは残念だったなぁ。でも良く考えたらダリルは1人で行動する方が向いてるのかもしれない。ずっと独り身な私からしたら最後まで1番共感できるキャラで好き。

 ニーガンとマギーが最終話で向き合い、謝るニーガンに対し「憎まないように努力はしてる。でもやっぱり謝っても許せない」という台詞が心に残った。序盤と比べるとニーガンを見るマギーの表情はだいぶ和らいでるように思えた。最初は汚いゴミを見るような目だったからね...。
 一色触発しそうな2人のコンビは見ていて飽きない。スピンオフ「デッド・シティ」も楽しみだ。