登場人物の誰もが「悪」ではなく、それぞれが自分の立場で最善を尽くして生きている。その姿が、時に人の道を外れてしまうこともあり、他人事ではないと感じた。特に財前と里見の対照的な存在は心に残る。反発しな…
>>続きを読むいつの回だったか、鵜飼教授が財前に向けて、君と里見は正反対のようでよく似ている、みたいなことを言っていて、そのセリフが結構心に残った。
裁判に負けて、すぐ上告するところからも、信念があるんだ、、と思…
主人公である医者が元々持っていた「患者を助けたい、自分の技術や才能を磨きたい」という良心が、徐々に出世・権力・名声に取り憑かれ、溺れ破滅していく作品。
財前は政治家のような側面を持ちつつも、根底に…
圧巻の21話。
大人になって改めて観ると脚本と演出の奥深さに感服した。
しばしば、里見さんの仲慎ましい家庭と一方で財前さんの家庭の画面の切り替えの見せ方など、2人の対比をよく表している。
だが、2人…
膝から崩れ落ちるように、一気に見てしまいました。
個人的には大河内先生が好きです。
実は小説版も同時に読んでいます。
原作者の山崎豊子さんは大阪の事情に詳しいようなのでそのへんのことも深掘りして…