ブタブタ

元カレのブタブタのネタバレレビュー・内容・結末

元カレ(2003年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

DVD-BOX買ってて何故か定期的に見たくなるドラマ。
放送当時、ロケ地である東急百貨店港北SCに自転車で行ける距離に住んでおり、港北周辺に買い物に行ったり聖地巡礼宜しくロケ地を見に行ってたりした。
「ここが佐々木蔵之介がヒロスエをおんぶして歩いてた歩道橋か~」
とか
「このエレベーターで内山理名がエレベーターガールをしてたのか~」
とか。
百貨店の新入社員・東次(堂本剛)はエレベーターガールの奈央(内山理名)と付き合ってるがそこで広告代理店から出向してきた大学時代の元カノ・真琴(広末涼子)と再会する。
今カノと元カノの間で揺れ動く優柔不断な男というどうと言うことの無いドラマなれど何故か面白い。
嫌な上司を演じる中原丈雄と社交ダンスの先生を演じる草村礼子、この今も超売れてる二人の俳優を初めて認識したのもこのドラマ。
今見るとエレベーターガールなんて職種なんてもうないし、まだ十数年程前なのに非常に懐かしく、このドラマの世界は既に失われた日本の風景なのだと隔世の感がある。
ラーメンフェスに出店する人気ラーメン店の大将(高橋長英)や真琴にちょっかいだす広告代理店の上司・藤枝(佐々木蔵之介)等、最初は嫌な奴に見えて実はいい人である。
皆が皆を互いに認め合い一生懸命に仕事をし恋をし生きている、そんな当たり前の事を当たり前に描いてる。
最後、東次は奈央ではなく元カノの真琴を選ぶ。
ドラマの展開的にそうなるだろうなと思っていたけど彼処で東次が奈央を選んでいたら完璧なドラマだった。
キャイ〜ン天野演じる東次の大学の先輩でデパ地下販売員・千葉は19歳の女性・弘枝(ソニン)と趣味の社交ダンス教室で知り合い何故か一目惚れされる。
30過ぎのダサいおっさん(そういう設定)が10歳以上年下の子に言い寄られるなんて現実では有り得ないと思っていたけど、この数年後自分も10歳以上年下の女性に向こうからアプローチを受け結婚しました。
(すみません。最後はノロケでした)
ブタブタ

ブタブタ