のちのよるねこ

北条時宗ののちのよるねこのレビュー・感想・評価

北条時宗(2001年製作のドラマ)
4.3
総集編として再視聴。
前回視聴したのも総集編であり、全話を見た訳ではない。

前に見たときは歴史と各人物に疎かったために入り込めなかったが、一通り本を読んだあとに見たらとても面白かった(また大河ドラマの鎌倉殿の13人を見終わったのも大きかった)。

再視聴して新たに気付いたり面白いと思った点は以下の通り。
・名越流北条氏の北条時章が出てきて知識が色々と繋がったの良かった(二月騒動)。
・金沢文庫の北条実時が序盤からよく出ていたことなど面白い。
・主人公の弟の存在とそのキャラ

書物で読んだ知識をエピソード記憶に変換するためにこのドラマはよく出来ていると思う。
前回視聴したときは主人公の兄の後半のオリジナル分が余計だと思ったが、今回見るとよくハマっていた。海外の流れの当事者感を出すためにはオリジナル要素は良かったと思う。

できればNHKオンデマンドに全話が載ることを願います。

(2024-06-18、NHKオンデマンド、再視聴)