⚪︎回目の挑戦でついに完走!
名作と名高いシリーズなのでいつか観たいと思っていましたが、実は何度も挑戦するもすぐに脱落…ようやく完走することができました。
序盤はただひたすら陰気というか辛いだけで観進めるのが厳しかったのですが、6話でウォルターがブチ切れてから面白くなりました。
ブチ切れが面白かったのは言うまでもありませんが、トゥコもただハッタリで言うことを聞いたわけではなく前提としてウォルターが無から極上のドラッグを精製できるという圧倒的な優位性を持つという裏付けがよかったです。
さらにそのドラッグ精製の優位性の説得力として、「化学の先生」に加えて「元研究仲間が凄腕起業家になっている…」という積み重ねもしっかりと踏んでいるのが素晴らしいですね。やはり創作としてそういった筋を通せる作品は強いです。
最終話のトゥコの暴力もトゥコがただハッタリに「おもしれーやつ」で協力していた訳ではなく、冷静にドラッグの純度を評価しているから取引している、その優位性がなければいつでもこうなる、という危うさを突きつける演出がよかったです。
何度も挑戦して挫折したシリーズだったので面白い!となるところまで到達できたことを嬉しく思います。シーズン2も楽しみです。