このレビューはネタバレを含みます
●好きキャラ
ソウル
ジュニア
ハンク
●嫌いキャラ
ジェシー
ウォルター
ジェシーの女
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ストーリー上ウォルターには頑張ってもらわないといけないけど、
1番大事な人達を欺くだけでなく、無意味にキレたりジュニアに酒飲ませたりするところ見て、「こいつ、ぶっ飛ばす(真顔」って思いました。
麻薬ビジネスをはじめたきっかけ・目的について最初は「家族に金を残すため」と思っていたけど、最初からそんな目的ではなかったんだなって思います。
シーズン1でクッションを持って本音を話すところで語っていた通り、今までの人生で「自分が選択した、生きた」実感を持っていなかったウォルターは、自分の価値を示したり自尊心を守るためにはじめたのだなって。
どんどん悪が板についてくるウォルターに対して、スカイラーの言っていることや判断がいつも正しくてめっちゃ有能と思ってます。
粉飾決算見つけた時も、結論として密告はしないが加担はできないっていう倫理観。
ここはもう今後ウォルターのやってきたことが明らかになれば別離は避けられないのかなっていう暗示と受け取りました。
この作品の秀逸と思う部分のひとつに、他の作品とは一線を画すリアルな感情表現・言動があります。
娘が死んでしまった父親、私はてっきりジェシーがボコボコにされると思っていましたが、結果落胆・呆然で表現されましたね。直前のシーンでの「ただ愛してやるしかない」という父親の心構えを持っている彼の気持ちがすごく伝わってきました。
ラストの、嘘を暴いた時のスカイラーの演技もまた素晴らしすぎるって思いました。
何も言い返せないウォルター、これまで賢い妻の気持ちを何一つ考慮せずに嘘つき、欺き続けたことの報いを受けたシーンでしたね。
ソウルの、「本音を話せない妻より愛人の方がマシ！」という言葉も名言だなーって思っちゃった！
ハンクにキレるウォルターのシーンもめちゃくちゃ難しい複雑な心境の表現だったけどさすがの演技でしたー！
ストーリーだけ見てるとジェシーはさすがに相棒としては不適格だと思うけどどうなるんでしょうねー！
シーズン3へダッシュ！！
