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ブラック・ミラー シーズン2のcigaretteのネタバレレビュー・内容・結末

ブラック・ミラー シーズン2(2013年製作のドラマ)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ブラックミラーは、1話完結ドラマなわけですが、発想がおもしろいですね。
評判の良いエピソードのみ視聴し、感想を書いてます。

ブラックミラー season2
ep1
事故でダンナさんを失った主人公が、寂しさと、妊娠の報告を兼ねて、ダンナを模したAIと通信できるアプリをはじめる。AIは過去のダンナのツイートや投稿内容で性格が形成されていて、そのリアルさにじわじわとハマる主人公。
短文メッセージ→ 映像付きチャット と、エスカレートし、最終的にはダンナなクローンまで入手。
しかし、クローンはやはり完璧なダンナではない訳で、会話のパターンも成長がなく、そのたびに失望し、ついに抹消までもを考えるようになる。
数年後、成長した子供の誕生日。
屋根裏でこっそり暮らすダンナクローンにも誕生日ケーキが運ばれ、いい距離感で共存する家族の姿が映されてfin。




ep4 ホワイトクリスマス
面白く見れたけど、伏線全部をうまく回収できたかというとモヤモヤが残る脚本だったかも?

雪の山小屋に5年、見知らぬ男同士で暮らしている。
普段口を利かないがクリスマスマスだからいろいろ話そうとなり、
一人は心理アドバイザーで、気弱な男子に恋愛のアドバイスをしたエピソードを話す。ただ、相談者が心中の被害にあい、亡くなってしまった悲しいオチがあった。
それから、家のセキュリティーAIに自分の分身をコピーし、ミニチュア化させている話しなどもしてきた。
お次はそっちの話をして、と、促すと、口の硬いもう片方の男は、妊娠した恋人が子供を下ろしたいといいだし喧嘩となり、彼女から、存在をブロックされてしまった。
片方からブロックされると、双方の視界に映るすがたがモザイク になり、声も雑音化し、会話が成り立たない。彼女はのちにこどもを堕ろすことなく産んで育てるが、血を引き継いだ子供もブロックされてしまうので、男か女かもわからない状況だった。
ある日、不慮の事故で彼女は死に、ブロックが解除された。毎年クリスマスにそっと様子を見に行っていた男が、こどもに近寄って行くと、こどもはアジア系の顔をしていた。お腹にいたこは、友達のアジア系の男とのこどもだと初めてきづく。
そのショックから、とっさに祖父を殴り殺してしまう男。また、雪の中助けに向かおうとした幼きこどもも息絶える。
そんなことを涙ながらに自白する。

場面かわって、とある警察の施設。
今までの雪山小屋のあれこれは、黙秘を貫く男を自白に導くための、バーチャル機器を駆使した、取り調べであった。
時間のクラウドを操って、殺人者の男には、1分が千日に感じるほどのスロー設定にされ、辛く悲しい魔のクリスマスが延々と続き、頭を抱える男の姿で。
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