このレビューはネタバレを含みます
最近「ミス・マープル」のドラマにハマったのをキッカケにアガサ・クリスティを読んでいる。
クリスティの短編集を読んでいるとマープル以上に活躍しているのはポアロだ。ちょうどNHKでドラマを放送しているのでためしに見てみたらとても面白かった。
まず小説で読んだものと比べて見ている。
今回配信の字幕版を見たが、NHK吹き替えの熊倉一雄さん、喋り方や声音がスーシェにとても似ていて驚いた。
小説のポアロも道化がかった洒落者で、勿体ぶった仕草や言い回しを謗られることもある。文字で読んでもおもしろいが、ポアロの魅力は映像化によってさらに開花した感がある。とても楽しい。
卵のように丸い頭はもちろんのこと、高いカラーを纏ったうなじのスマートさやO脚のスラックスのラインなども非常にキャッチーである。