ザ・パシフィックの10の情報・感想・評価

エピソード10
Part Ten 最終章 帰還
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バナナぼーず

バナナぼーず

太平洋戦争を描いたドラマシリーズパシフィック、 やっと終わった... 1ヶ月程前から戦争関連作品を連続で50作以上観るという謎の行為をしており、中でも46・47作目のバンドオブブラザーズとこのパシフィックのドラマシリーズが精神的に辛く、この2作だけで20時間ほどの視聴時間になる。だからか、最終話のオープニングが流れた時は不覚にも泣きそうになってしまった。 我ながらバカな事をやり始めたよ、ったく。 どれだけクレヨンしんちゃんが観たいか、しょーもない映画を観たくなるか、分からないだろ?精神がやられてるからか食っても食っても体重が徐々に減っていくんだから、本当に人間って生き物は脆いなと実感する。 それを思い知らされた作品だった。
最終回。日本が降伏した所から物語は始まる。長かった戦争が終わった。戦場から生きて帰って来れた人の実体験を基にこのドラマは作られているらしい。よく死ななかったな…あんな激戦だったのに。心に傷を負って元の生活に戻れなくなっている主人公が痛々しかった。 死んでも辛い、生きてても辛い。実際に戦場を見てきた人でしか分からないこと…この壮絶な体験を綴った作品が作られ、こうして目にできる事に感謝。登場人物の何人かは実在の人物だったとエンドロールで知った。人知れず消えて行くこととなった各日本兵たちの物語も、まだまだたくさん存在するのだろうなぁと思う。
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平田一

平田一

このコメントはネタバレを含みます

何も言わずにユージーンに別れを示すスナフの顔が、本当に切なくって、見てるこっちも苦しくなった。戦争という共通の苦しみから生まれた友情、その仲間と別れる場面の寂しさといったらもう…当時実際に味わった人はどんな気持ちに…。 ラミ・マレックがこの時から素晴らしいのを知れた上、ユージーンのジョセフ・マゼロも本当に良かった。特にもう撃てないことに涙を流して嗚咽したのが… 戸惑うほどに名演の応酬であった上、テーマ曲が本当にこれ以上無い完璧さ。やはりボクはHBO制作の海外ドラマが好きですね。 チェルノブイリ、バンド・オブ・ブラザーズに次ぐ名作です。
いけけん

いけけん

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