ジェットコースターのような展開ながらも、綺麗な映像で魅せた恋愛ドラマ。
芸能人の不倫が、全く関係ない第三者たちから非難されるこのご時世。題材的に作り手は初めから批判も炎上も計算していただろう。
とは言え客観的に観ればこのドラマ、末永聖と黒岩晶の恋愛を手放しで肯定してはいないのだが……。批判的な立場をとる視点として、二人の親や夏木マリや友近がいたのでは。
「生産性」だの「法律上は犯罪」だの「共感できない」だの、「現実ではあり得ない」だの。お互いがお互いを本当に好きなら、そんなもの乗り越えられるのだ。