ShoMさんのドラマレビュー・感想・評価

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REAL 恋愛殺人捜査班(2024年製作のドラマ)

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そんな部署が実際に設置できるかとか野暮なことは置いといて、全体的に可もなく不可もなく。同じスタッフによる『アイゾウ』の時みたいに、基になった事件の紹介がないのも残念。

最後のエピソード「死を予告する
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スメルズ ライク グリーン スピリット(2024年製作のドラマ)

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90年代の閉鎖的な地方で性自認に悩む3人の高校生の物語。キーワードはパンドラの箱と桃源郷。

主人公3人の家庭環境等は類型的に思えたし、村人も大分デフォルメされてるなと思いながらも、あの時代のどこか暗
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オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ シーズン2(2022年製作のドラマ)

4.0

映画化決まったので録りっぱなしだったのを鑑賞。シーズン1にも増してNHKドラマを実験場に変えてしまうオダギリジョー版ツイン・ピークス。

3話しかないのに特濃な豪華キャスト。松田龍平・翔太の殺し屋兄弟
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シュガードッグライフ(2024年製作のドラマ)

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『きのう何食べた?』以降、料理とBLを組み合わせたドラマが増えたけど、これは題名にシュガーとあるように甘々なBLだった。毎回最後で食事シーンが描かれるフォーマットも良い。

田中洸希の見た目と声のギャ
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タカラのびいどろ(2024年製作のドラマ)

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メイン監督・脚本が『僕らの食卓』の布陣だったので期待して観たんだけど、個人的な好みでいうともう一歩。多分ストーリーラインがふわふわしすぎているように感じてしまったんだと思う。タイトルの意味がわかった時>>続きを読む

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コスメティック・プレイラバー(2024年製作のドラマ)

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BA(美容アドバイザー)をモチーフにしたBLドラマ。ノリというか演出というか、全体的に2000年代後半の恋愛ドラマのような雰囲気が少し残念。

ただ主演は信頼と実績の奥野壮。感情がコロコロ変わる彼の表
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広重ぶるう(2024年製作のドラマ)

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夫婦のサクセスストーリーというか、内助の功というか、そのあたりにNHK制作の時代劇らしさを感じる。

定火消だった広重が描きたいものが物見櫓で見ていた空、空を描くためにベロ藍を求めるという繋げ方が巧い
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三ツ⽮先⽣の計画的な餌付け。(2024年製作のドラマ)

4.0

山崎まさよしがBLドラマの主演になるとは誰が想像したか。バービーボーイズの杏子の友情出演は更に予想外だったが。

料理とBLの相性の良さは既に諸作品で実証済み。監督の野尻克己は『きのう何食べた?』の監
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君とゆきて咲く~新選組青春録~(2024年製作のドラマ)

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手塚治虫『新選組』を『美しい彼』の坪田文が脚色。BLというより意識しているのは映像のトーン含めブロマンスではと思う。原作は萩尾望都が漫画家を目指すキッカケになった作品なのでこの方向は間違ってないのでは>>続きを読む

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仮面ライダーガッチャード(2023年製作のドラマ)

3.5

錬金術によって生まれた不思議な生物ケミーの力で変身する仮面ライダーガッチャード。

ケミーとの絆を信じる主人公・宝太郎と仲間たちの爽やかで明るい青春模様と、ケミーを集めるというポケモン的な展開から、“
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帝銀事件・大量殺人獄中32年の死刑囚(1980年製作のドラマ)

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出来が良いぶん途中から見ていて辛くなってくる。平沢貞通は冤罪なのか真犯人なのか。731部隊が関与した疑惑とGHQの圧力。

初め帝銀事件の被害者が藻掻きながら倒れる様子を淡々と切り取っているのが、冷徹
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25時、赤坂で(2024年製作のドラマ)

3.9

恋人役を演じる人気俳優と抜擢された無名の若手俳優が、役作りのため「恋人ごっこ」を始めるがやがて……。

改変というか原作漫画をドラマとして再構成するのが非常に巧く、劇中ドラマとの対応のさせ方も良い。
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彼のいる生活(2024年製作のドラマ)

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マークし忘れ。
『パーフェクトプロポーズ』と同じ同居BLモノで脚本も同じ宮本武史なんだけど全体的に盛り上がらず。田舎とはいえあのコンビニの品揃えの悪さにはツッコみたくなった。

主演2人の自然体な演技
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パーフェクトプロポーズ(2024年製作のドラマ)

3.8

ブラック企業に勤める疲れたサラリーマンと自称婚約者の年下幼馴染の同居生活。

要素だけ書き出すとベタな設定な気もするけど、主人公2人のやり取りや空気感が非常に良い。全6話で展開は早いけど、2人の関係性
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鬼平犯科帳テレビスペシャル 本所・桜屋敷(2024年製作のドラマ)

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新生・鬼平第1弾に選ばれたのは「本所・桜屋敷」とは何とも……、

ざっくり言うと青春時代のマドンナの身の上に不幸が続き、時を経て犯罪者に堕ちてしまったというかなりキツい話。

松本幸四郎演じる鬼平と、
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恋をするなら二度目が上等(2024年製作のドラマ)

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「恋をするなら」と柔らかい言葉の後に、「上等」と続くタイトルの語感がよい。

破られた駆け落ちの約束から14年後、再会した2人。大人になってしがらみや建前で素直になれない2人と、純粋な高校生時代の2人
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ミイラの花嫁(1983年製作のドラマ)

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天井から滴る血、血に染まる花嫁衣装、謎の包帯男、20年前惨劇が起こった村……。

世間がイメージする横溝正史要素のオンパレード。詰め込み過ぎでキメラみたいになっているが……。

登場するだけで空気をか
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マイストロベリーフィルム(2024年製作のドラマ)

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KADOKAWAとMBSが企画したBLドラマ枠“ドラマシャワー”の最終作。ただこれまでの作品よりBL要素は強くなく、あくまで構成要素の1つといったぐらいか。これまで全くノーマークだったけど深田竜生の演>>続きを読む

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おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!(2024年製作のドラマ)

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凝り固まった昭和脳のおっさんが、ゲイの青年と友達になりアップデートしていく。

とにかく多様性を詰め込んだようなドラマだったけど、昭和vs令和みたいな短絡的な世代間対立にはならず誰しもまだ発展途上だっ
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好きやねんけどどうやろか(2024年製作のドラマ)

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他の深夜のBLドラマよりライトで、ドロドロがない時の昼ドラみたいな雰囲気で楽しめた。サービスショットなのかサウナシーンが多いのは少し気になったけど……

最初の恋愛の障害が関西弁と方言なのが面白い。そ
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きのう何食べた? season2(2023年製作のドラマ)

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コロナ禍を挟んで月日も経ち、シロさんとケンジのカップルも前シリーズより丸くなった印象。
高齢の両親の墓と老人ホーム問題、同級生の死、老眼ほか自身の加齢、遺産……。ふたりが今後直面する問題、とりわけ「死
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王様戦隊キングオージャー(2023年製作のドラマ)

4.5

全員王様・全員最強。少年マンガのようなキャラ立ちした6人の1年間の闘い。
自称“邪悪の王”ギラの成長を通し、序盤で視聴者に各国を丁寧に見せていく構成が良い。

異世界を描くための最新技術・LEDウォー
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青天を衝け(2021年製作のドラマ)

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総集編にて。明治になってからは本放送を見ていたものの。

新しい世を目指し奔走する青年の一代記として面白く鑑賞。吉沢亮とイッセー尾形の海千山千な対峙が印象深い。

大隈重信=大倉孝二、伊藤博文=山崎育
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必殺仕事人(2023年製作のドラマ)

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東山紀之最後の仕事人。だけど今回の主人公は実質、松下奈緒。

亡き夫の復讐を果たした女が、果たして人の怨みのために仕事が出来るかという話。「旅愁」→「荒野の果てに」の選曲が良い。肝心の松下奈緒の殺し技
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今朝の秋(1987年製作のドラマ)

4.5

末期癌に冒された息子のために老人が見舞いに行ったら、男と出ていったかつて妻と再会する。また息子夫婦の関係は冷え切っていて離婚寸前だった。

死期が近づく息子を前に、壊れた家族がひと時の一家団欒を用意す
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僕らの食卓(2023年製作のドラマ)

4.0

家庭環境から人と食卓を囲めない豊。母を亡くし幼い弟の面倒を見る穣。良くも悪くも“家族”にとらわれた2人が出会い、新しい家族になる話。

おとんの「誰かを愛することって失う時の痛みも引き受けること」の台
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ワンルームエンジェル(2023年製作のドラマ)

3.8

ヤカラ男と天使の同居というどこか藤子・F・不二雄のマンガを思わせる設定から、『トーマの心臓』のような罪と赦しの物語へ。

天使の降臨するイメージと飛び降り自殺、5話の捨てたキーホルダーと持ち続けたハン
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君となら恋をしてみても(2023年製作のドラマ)

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江ノ島のロケーションが青春感を高めるBL。日向亘の自然体な演技が良く、大倉空人の心を守るための“あざとさ”も対照的で良い。大きな事件も起こらずゆったりとした時間の中で、二人の気持ちの変化を丁寧に積み重>>続きを読む

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体感予報(2023年製作のドラマ)

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両想いを拗らせた気象予報士とエロ漫画家のBL。言動が一方的な瀬ヶ崎と思考が一方的な葉のすれ違いを繊細にとらえる。雨を効果的に用いたしっとりとした映像が良い。

4話で松村沙友理演じる万さんが介入するこ
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君には届かない。(2023年製作のドラマ)

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タイトル通り恋心を諦めているイケメンと、自分に自身が持てない幼馴染みふたりの不器用なBL。逆光や入射光を多用した淡いトーンの映像が、まさしく青春そのものな感じで良い。

カケル役の柏木悠が演技初挑戦と
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ノッキンオン・ロックドドア(2023年製作のドラマ)

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ミステリーと遊びのバランス、登場人物のセリフのテンポの良さは、さすが堤幸彦!と思った。御殿場倒理の料理は美味しそう。個人的には女子高生失踪事件と10円玉殺人事件が面白かった。

ただ俳優と登場人物の個
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みなと商事コインランドリー2(2023年製作のドラマ)

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アラサーのツンデレ男子と真っ直ぐすぎて愛が重めな大学生のBLシーズン2。

一緒に暮らし始めてもすれ違う様子が繊細に描かれていて、お祭りや温泉旅行と定番のイベントごとの描き方も良かった。

終盤の記憶
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仮面ライダーギーツ(2022年製作のドラマ)

3.8

令和ライダーも早いもので4作目。武部直美P作品なのでライダーバトル多め。

人の「願い」を肯定しそれを利用する者を悪と、一貫して描いていたのは良。鬼祭りのEPが顕著だけど、人の願いを守るため戦う本作の
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私と夫と夫の彼氏(2023年製作のドラマ)

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タイトルのまま私と夫と夫の彼氏の3人の話。前半こそサスペンスフルな展開だったけど、3人で同居を始めてからは結構ハートフル。

夫の彼氏である本田響矢の存在が、堀田茜と古川雄輝の夫婦の本当の気持ちをさら
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関ヶ原(1981年製作のドラマ)

4.5

「ドラマのTBS」の威信を賭けた傑作。一役一役隙のない適材適所なキャスティングとその絶妙なバランス、「目が見えぬ同士のよしみじゃ。この命くれてやる、受け取れい」を筆頭に名台詞・名演のオンパレードを堪能>>続きを読む

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ウルトラマンデッカー(2022年製作のドラマ)

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ウルトラマンダイナのエッセンスを取り入れつつ、今の時代に合った“ルーキーの成長譚”となっていた。

トリガーとの共闘も単なる賑やかしではなく、主人公のカナタの背中を押す先輩として作用していて良い。
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