ShoMさんのドラマレビュー・感想・評価

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恋をするなら二度目が上等(2024年製作のドラマ)

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「恋をするなら」と柔らかい言葉の後に、「上等」と続くタイトルの語感がよい。

破られた駆け落ちの約束から14年後、再会した2人。大人になってしがらみや建前で素直になれない2人と、純粋な高校生時代の2人
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ミイラの花嫁(1983年製作のドラマ)

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天井から滴る血、血に染まる花嫁衣装、謎の包帯男、20年前惨劇が起こった村……。

世間がイメージする横溝正史要素のオンパレード。詰め込み過ぎでキメラみたいになっているが……。

登場するだけで空気をか
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マイストロベリーフィルム(2024年製作のドラマ)

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KADOKAWAとMBSが企画したBLドラマ枠“ドラマシャワー”の最終作。ただこれまでの作品よりBL要素は強くなく、あくまで構成要素の1つといったぐらいか。これまで全くノーマークだったけど深田竜生の演>>続きを読む

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おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!(2024年製作のドラマ)

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凝り固まった昭和脳のおっさんが、ゲイの青年と友達になりアップデートしていく。

とにかく多様性を詰め込んだようなドラマだったけど、昭和vs令和みたいな短絡的な世代間対立にはならず誰しもまだ発展途上だっ
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好きやねんけどどうやろか(2024年製作のドラマ)

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他の深夜のBLドラマよりライトで、ドロドロがない時の昼ドラみたいな雰囲気で楽しめた。サービスショットなのかサウナシーンが多いのは少し気になったけど……

最初の恋愛の障害が関西弁と方言なのが面白い。そ
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きのう何食べた? season2(2023年製作のドラマ)

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コロナ禍を挟んで月日も経ち、シロさんとケンジのカップルも前シリーズより丸くなった印象。
高齢の両親の墓と老人ホーム問題、同級生の死、老眼ほか自身の加齢、遺産……。ふたりが今後直面する問題、とりわけ「死
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王様戦隊キングオージャー(2023年製作のドラマ)

4.5

全員王様・全員最強。少年マンガのようなキャラ立ちした6人の1年間の闘い。
自称“邪悪の王”ギラの成長を通し、序盤で視聴者に各国を丁寧に見せていく構成が良い。

異世界を描くための最新技術・LEDウォー
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青天を衝け(2021年製作のドラマ)

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総集編にて。明治になってからは本放送を見ていたものの。

新しい世を目指し奔走する青年の一代記として面白く鑑賞。吉沢亮とイッセー尾形の海千山千な対峙が印象深い。

大隈重信=大倉孝二、伊藤博文=山崎育
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必殺仕事人(2023年製作のドラマ)

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東山紀之最後の仕事人。だけど今回の主人公は実質、松下奈緒。

亡き夫の復讐を果たした女が、果たして人の怨みのために仕事が出来るかという話。「旅愁」→「荒野の果てに」の選曲が良い。肝心の松下奈緒の殺し技
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今朝の秋(1987年製作のドラマ)

4.5

末期癌に冒された息子のために老人が見舞いに行ったら、男と出ていったかつて妻と再会する。また息子夫婦の関係は冷え切っていて離婚寸前だった。

死期が近づく息子を前に、壊れた家族がひと時の一家団欒を用意す
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僕らの食卓(2023年製作のドラマ)

4.0

家庭環境から人と食卓を囲めない豊。母を亡くし幼い弟の面倒を見る穣。良くも悪くも“家族”にとらわれた2人が出会い、新しい家族になる話。

おとんの「誰かを愛することって失う時の痛みも引き受けること」の台
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ワンルームエンジェル(2023年製作のドラマ)

3.8

ヤカラ男と天使の同居というどこか藤子・F・不二雄のマンガを思わせる設定から、『トーマの心臓』のような罪と赦しの物語へ。

天使の降臨するイメージと飛び降り自殺、5話の捨てたキーホルダーと持ち続けたハン
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君となら恋をしてみても(2023年製作のドラマ)

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江ノ島のロケーションが青春感を高めるBL。日向亘の自然体な演技が良く、大倉空人の心を守るための“あざとさ”も対照的で良い。大きな事件も起こらずゆったりとした時間の中で、二人の気持ちの変化を丁寧に積み重>>続きを読む

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体感予報(2023年製作のドラマ)

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両想いを拗らせた気象予報士とエロ漫画家のBL。言動が一方的な瀬ヶ崎と思考が一方的な葉のすれ違いを繊細にとらえる。雨を効果的に用いたしっとりとした映像が良い。

4話で松村沙友理演じる万さんが介入するこ
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君には届かない。(2023年製作のドラマ)

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タイトル通り恋心を諦めているイケメンと、自分に自身が持てない幼馴染みふたりの不器用なBL。逆光や入射光を多用した淡いトーンの映像が、まさしく青春そのものな感じで良い。

カケル役の柏木悠が演技初挑戦と
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ノッキンオン・ロックドドア(2023年製作のドラマ)

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ミステリーと遊びのバランス、登場人物のセリフのテンポの良さは、さすが堤幸彦!と思った。御殿場倒理の料理は美味しそう。個人的には女子高生失踪事件と10円玉殺人事件が面白かった。

ただ俳優と登場人物の個
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みなと商事コインランドリー2(2023年製作のドラマ)

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アラサーのツンデレ男子と真っ直ぐすぎて愛が重めな大学生のBLシーズン2。

一緒に暮らし始めてもすれ違う様子が繊細に描かれていて、お祭りや温泉旅行と定番のイベントごとの描き方も良かった。

終盤の記憶
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仮面ライダーギーツ(2022年製作のドラマ)

3.8

令和ライダーも早いもので4作目。武部直美P作品なのでライダーバトル多め。

人の「願い」を肯定しそれを利用する者を悪と、一貫して描いていたのは良。鬼祭りのEPが顕著だけど、人の願いを守るため戦う本作の
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私と夫と夫の彼氏(2023年製作のドラマ)

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タイトルのまま私と夫と夫の彼氏の3人の話。前半こそサスペンスフルな展開だったけど、3人で同居を始めてからは結構ハートフル。

夫の彼氏である本田響矢の存在が、堀田茜と古川雄輝の夫婦の本当の気持ちをさら
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関ヶ原(1981年製作のドラマ)

4.5

「ドラマのTBS」の威信を賭けた傑作。一役一役隙のない適材適所なキャスティングとその絶妙なバランス、「目が見えぬ同士のよしみじゃ。この命くれてやる、受け取れい」を筆頭に名台詞・名演のオンパレードを堪能>>続きを読む

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ウルトラマンデッカー(2022年製作のドラマ)

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ウルトラマンダイナのエッセンスを取り入れつつ、今の時代に合った“ルーキーの成長譚”となっていた。

トリガーとの共闘も単なる賑やかしではなく、主人公のカナタの背中を押す先輩として作用していて良い。
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弁当屋さんのおもてなし(2023年製作のドラマ)

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北海道の大地を舞台にした「再スタート」の物語。ホッコリした話を期待したら、思ったより切なく悲しい話が多い印象。

また仮面ライダー俳優と共演する戸次重幸。森崎博之のクマ役は「白いタイツのもん太くん〜」
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草燃える(1979年製作のドラマ)

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総集編にて。
永井路子の複数作品を中島丈博が再構成した大河ドラマ。

『アウトレイジ』か『仁義なき戦い』めいた源平合戦・武士と朝廷の権謀術数・鎌倉幕府の内部抗争を、頼朝・政子夫婦を柱に描いていく。愛に
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鎌倉殿の13人(2022年製作のドラマ)

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総集編にて。ちゃんと毎週追うべきだったと後悔した。純な青年だった義時が次第にダークサイドへ染まっていき、身内やかつての仲間も障害となれば血の粛清の標的とするのはまるで『ゴッドファーザー』のマイケル・コ>>続きを読む

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大奥(2023年製作のドラマ)

4.0

男女を変えるだけでこんなにジェンダーがわかりやすく可視化できるのか。赤穂浪士の討入は現実よりもグロテスクに。

ただこの話の肝は、男が女に変わったからといって必ずしも徳政になる訳では無いってことだと思
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仮面ライダージオウ スピンオフ RIDER TIME 仮面ライダー龍騎(2019年製作のドラマ)

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仮面ライダージオウのスピンオフとして作られた龍騎同窓会。TVシリーズがきれいな完結を迎えている正直蛇足な感じは否めない。

TVシリーズのその後を思わせるキャラクターメイク、真司と蓮の関係性、TVシリ
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美しい彼 シーズン2(2023年製作のドラマ)

3.8

前作が平良と清居が結ばれるまでの話なので、必然的に二人が一緒にいるにはどうするか、という話に。なんで前作のようなヒリヒリ感はなく、ふたりの同棲生活が柱なので代わりにイチャラブ度が増す。萩原利久の平良の>>続きを読む

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獣拳戦隊ゲキレンジャー(2007年製作のドラマ)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ダイレンジャー以来の中国拳法戦隊。ゲキレッド=漢堂ジャンと理央=黒獅子リオの宿命の対決を柱に、「昨日の敵は今日の友」の少年漫画ノリを全49話かけてロジカルに描いていく。

終盤の“家族”をテーマにした
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五星戦隊ダイレンジャー(1993年製作のドラマ)

4.2

中国拳法モチーフの戦隊ながら、『宇宙からのメッセージ』以上に東映版『スター・ウォーズ』と言って良い作品かもしれない。

シシレンジャー天火星亮と敵となった父・鉄面臂張遼の関係性は、モロにルークとダース
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暴太郎戦隊ドンブラザーズ(2022年製作のドラマ)

4.5

第1話を見た時「これじゃゼイリブだ」と思ったけど、そんなこと気にならなくなるくらいの先の読めない怒涛の展開に毎週楽しまされた。仲間が集まるまでの面白さと、「ヒーローになった先にある幸せ」の物語。

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仮面ライダー龍騎(2002年製作のドラマ)

4.0

「この戦いに正義はない。そこにあるのは純粋な願いだけである」
斬新なデザインと、仮面ライダー同士の殺し合いという物語で、本当の意味での平成ライダーのスタートになった1作。

善悪二元論ではなく「人の数
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陳情令(2019年製作のドラマ)

4.0

最初1話2話の段階では世界観や設定が理解できず置いてけぼりを食らうも、観ていて次第にはまっていく。主題としては偏見や世評に左右されず、己の見たものを信じられるかという話。

天真爛漫な主人公・魏無羨と
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silent(2022年製作のドラマ)

4.0

優しさがすれ違いを生んでいくラブストーリー。残酷な現実を美しい映像で時に中和し、時に鋭く刺すのが印象的。

『チェリまほ』の風間太樹監督がメイン演出と知り見始めた。1話の高校時代の「うるさい」と再会時
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永遠の昨日(2022年製作のドラマ)

4.0

BL版『異人たちとの夏』。死者と過ごす青春を通して自覚していく愛と性。誰かの“一番”になりたかったふたりの少年のラブストーリー。

小宮璃央と井上想良の視線の演技が良く、第1話の2人が出会った時の視線
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八つ墓村(2019年製作のドラマ)

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なんとサイモン&ガーファンクル「スカボローフェア」と、イーグルス「デスペラード」が流れる八つ墓村。タイトル画面の八つ墓明神に佇む金田一、鯨幕に飛び散る血飛沫、ちゃんと屍蝋に見える屍蝋などのヴィジュアル>>続きを読む

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八つ墓村(1978年製作のドラマ)

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人物を整理してはいるものの前半は原作に比較的忠実。が後半からはオリジナル展開が頻発。監督は大映の池広一夫なので、陰影を強調した様式美な映像を堪能できる。木枯し紋次郎こと中村敦夫の田治見要蔵が、逆手斬り>>続きを読む

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