Netflixオリジナルドラマ。またしても女刑事、今度の舞台は倫敦🇬🇧。
最初から問題ありの既婚者の女刑事マーチェラ。家庭はボロボロ、本人も記憶障害が時々あり、帰宅すると何故か泥まみれ😨

ある殺人事件の犯人を追う主人公…出てくる登場人物が皆クセありすぎてもうお腹いっぱいです…胸焼けひどい🤢そんなハードな人間関係のドラマが延々と続く…。しかし何故か見てしまう…

やがて終盤…一気にドラマが収斂していく…。
強引だけど純粋なクライマックス…犯人を挙げるその瞬間、思わず泣けてしまう😢
でもその後に訪れる空虚な苦い時間…☠️

こんなドラマ、アイドルやステレオタイプの俳優を使い、スポンサーにおもねり、規制だらけの日本のテレビ業界では絶対演出できない。
疲れていてもこんなクセのあるドラマを深夜見てしまうのは、やはり演出も脚本も俳優たちも見せる面白さに賭けている、そんな気持ちが何となく画面から伝わってくるからかも。でも観るのにはパワーのいる刑事ドラマだが、結局Part2も恐らく観ると思う😨

• #Audi
• #ロンドン
• #シリアルキラー
• #ゲイ

冷たく、乾いたイギリス。
そこで起こる凄惨な連続殺人事件と、事件の究明に疾走するマーチェラの物語。

結婚、出産し、一度現場を離れていたマーチェラが、警察官に復帰するところから始まる。
点として登場するバラバラの登場人物たち。不規則に起こる規則性のある事件。そしてマーチェラ自身の過去。
だが、それらを視聴者は主人公の視点ではなく、傍観者として垣間見る作りにもみえる。
物語には描かれない外で何が起きているのか、何が繋がっているのか、空白を繋げていく感覚。
日本ではなく、ロンドンが舞台だからでは無いのだと思う。視聴者はこの世界の圧倒的な部外者だ。

この形式を好きになれるか、なれないかで評価が分かれる、そんな作品。

だけど、
この作品における、ハリー・ロイドのことは底なしに評価したい。
トムヒにも想像出来る役なんだけど、やっぱりハリー・ロイドが抜群。
この手の、人間的に何か欠けた人物を演じる人間がこれほど上手なのは、ハリー・ロイドくらいしかいない。
毎度思うことはただ一つ、ありがとう。

最初は面白く、ちょっと中だるみしたけど、5話の終わりぐらいから一気に面白くなった…(*´ω｀*)

主人公をはじめとして登場人物全員が、ホントに一人残らず全員が　全く愛おしくない…(´･ω･`) 　「問題あり主人公」の物語は結構な数あるが、それを他のキャラクターにまで押し広げている　ここまで徹底している作品はめずらしいんじゃないかな　人間の愚かさ、弱さ、醜さ、哀れさ、哀しみを　例外なしに叩きつけてくる

どれぐらいそうかというと、ある登場人物が刺されたとき　ボクは爽快感すらおぼえたんですよね　「よし！お前はそれぐらいやられて当然！ざまぁみろ！」とね…(´･ω･`) ボクもまた、本作の全体が描き出すような、凡俗愚昧な人間の一人にすぎない、っちゅうことです

ともあれ、驚くほど異様な作品でした　面白いとか面白くないとか、そういう話ではない　類を見ない異様さ