なによりも主題歌がよくって、歌詞のすべてが好きなんだけれど、「お祝いしようって君がなんにも無い日に言い出すのは決まって僕がバレないように落ち込んだ時だ不甲斐ないね」ここ本当に。助けているようで救われていたり、なにげなく助けてくれたり、そんな関係って実はなかなか見つからない。
理性的で計画的な尚が、真司と出会って全然違う、本能に忠実な人生を歩み始める。真司の言葉がとてもいい。小説も、告白も。そして、何気ない日常で笑い合っているふたりがほんとうに素敵だった〜尚ちゃんじゃなきゃ、尚ちゃんじゃなきゃ絶対に嫌なんだ！心からそんな風に言える人ってどのくらいいるだろう？わたしも、いつか、そんな風に思って家族を作りたいなと。
結婚式のシーンがいちばん好きでした。最後の海のシーンも好き。3人が一緒に過ごせた時間は短いかもしれない、愛ゆえの嘘で一緒に過ごせなかった時間もある。それでも、きっと、同じ道を選ぶ、幸せだったから。
